このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
途中下車しない!?
●説明
前項で途中下車出来る便利な乗車券を説明しましたが、
実は途中下車しない事を条件に小さな旅が出来てしまうんです。
但し場所は東京地区・大阪地区・福岡地区限定での話ですけどね…。
各エリアは【大都市近郊区間】と呼ばれて、特殊な扱いを受けます。
JRの取り決めで以下の事が決まっています。
大都市近郊区間内のみの利用は、
同じ駅を2度通ったりしなければ経路は自由に選択でき、
運賃は乗車する駅と下車する駅の最短経路で計算する。
大都市近郊区間内の移動は距離に関係無く当日限り有効とする。
途中下車は認められず、途中下車は下車したとみなしされ乗車券を回収し不足分は精算する。
簡単な例を言えばこうです。
東京→有楽町へ行く場合、
「東京→130円区間」と言う切符を買うわけです。
当然有楽町へは山手線で一駅ですが、「逆周りで移動しても良いよ」と言う訳です…
でもあまりする人はいないでしょうね…
でも…近郊区間は広いんです。
それに、改札を出なくても色々楽しめませんか?
駅構内限定でもお土産を買ったり、駅弁を食らう事もできてしまうわけです。
改札は出られないけど電車からは出られる…小春日和を狙って「プチ日帰り旅行」を楽しもうじゃありませんか
旅費はたったの120〜140円です。そう考えれば毎週末旅行も楽勝ですね。
関東1都6県を巡っても、大阪・京都・奈良を巡ってもたった120円〜140円です。
丸一日使うと最大移動距離は600kmを軽く越えます。
但し当日限りですから。一日で帰ってきてくださいね。電車が遅れたりもするので注意してください…
ちなみに…
・新幹線
大都市近郊区間に含まれないので利用できません。規約で決まっています。
・特急・急行
特急券・急行券を別途購入すれば利用できます。
また、B特急券と言う安い特急券で利用できます。
さらに首都圏エリアですと50kmまで500円と言う破格設定もあります。
戻れない…と感じたら短い区間で利用してみるのもいいかと思います。
・自由席グリーン車
首都圏の東海道線・総武快速横須賀線は自由駅グリーン車がついています。
利用料金は50kmまで750円、100kmまで950円150kmまで1620円…です。
定期券利用不可のくせに、○○→130円区間で堂々と乗れてしまいます
また、500円で利用できると言う夢のような切符もありますので是非こちらもご覧ください。
これを利用すると大回りをする時の基本?の茅ヶ崎〜成田も500円(通常1620円)です。
茅ヶ崎〜成田は直通運転していないので乗換ですが500円です。
※一番無難なのはSuicaイオカードを利用するですね…これを見せると車掌もうだうだ言いません(笑
東京近郊区間
・
大阪近郊区間
・
福岡近郊区間
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