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2009/10/17
朝から船に乗ってカプリ島へ。
今までずーっと晴れていたにも関わらず、ここへ来てまさかの曇り空。
青の洞窟に入りたいと思っている方はご存知かと思いますが、
入れる確立が一番高いのは、夏です。
7月と8月…。それ以降は入れる確立がどんどん下がっていき、
また夏に向けて徐々に確率が上がっていくわけです。
本当に小型ボートに乗るそうで、天候などの関係から、夏が一番入れる確立が高いそうです。



かくいう私は、「高潮の為、入れません」…でした(−−;
天候ばかり気にしていたけど、そういう条件もあるようです(^−^;
そう言われたらそうだな。って納得してしまいました。
一応、入るチャンスは午前と午後と2回あります!というプランだったので、
午後には高潮がおさまってくれたら・・・と思いながらも、島の中を観光することになりました。

島に着いて、すぐにガイドのマリオ氏を紹介されたのですが、このマリオ…えらいガイドでした(−−;
このマリオのせいで、後でプチ事件が発生するのです。

本当は船乗り場の周辺が売店やら飲食店が並んでいて、
そこら辺をお昼までブラブラして時間を潰すようになってたそうなのですが、
添乗員さんが、皆さんが行きたいとおっしゃるなら!…って言って、
今からバスに乗ってアナカプリ地区(上の方)まで行き、そこから登りたい人はリフトで、あそこまで行くことが出来ます!!
…と、指を指した「あそこ」。




え!?あんな高い所まで???
何だかすんごい崖の上の様な…と思いつつ、反対する人は居なかったので、全員でバスに乗りこみました。
人数が多かったので、二台のバスに別れて乗ったのですが、
私は添乗員のバスではなく、マリオのバスに乗り込みました。
するとこの男、ずーっと携帯で喋ってるんです!
イタリア語だし、誰と何喋ってるのか分かんないなと思いつつ、
仕事の話にしてはちょっと長すぎねぇか?と思いながら・・・。
そんな彼の雑音を耳にしながら、バス同士がすれ違うのがギリギリな山を登り、
一歩間違えたら崖のしたですぜ?みたいな、スリリングなドライブを楽しみました(笑)

因みに、バスは往復で10ユーロ。
添乗員がまとめて払ってくれてたので、後で添乗員に返しましたが、
バスで登った先はリフトでないと登れません。
リフトは一人8ユーロ。(往復)
リフトなんか乗るの、久しぶりー!中学時代にスキー行った以来か?なんて思いながら、
カメラを落とさないよう、慎重に前方を撮影(笑)




上に行くにしたがって、当然ながら気温は下がり、寒くてがたがた震えてました(^^;

頂上に着き、「寒いー!!でも景色は綺麗ー!!海もキレー!!!」と、
ガタガタ震えながら行ける所を散策。










パラパラ雨も降り出してきたので、「これはマズイ!!」と、
見るだけ見て、撮るだけ撮って楽しんだので、再びリフトで降りましたー。




殆どリフトに乗ってガタガタ震えてただけ…みたいな一瞬でしたが、
まぁせっかくここまで来たんだし。って事で、再集合して、バスに乗り、下の方へ戻ったら、
お土産屋さんに連れて行かれましたー。

カプリ島では、レモンが有名で、レモンリキュール、レモンチョコ、レモンの石鹸、レモンの香水など、
様々な物が商品化されておりました。
レモンチョコは確かに美味しかったけど、正直高い・・・。
添乗員が「香水はココにしかありませんからね!!」なんて言うから、
レモンの香水を買っている人がちらほら。
ウチの妹も買ってました(笑)


買い物の時間は自由行動で、13:00にココに集合ー。って言われてたんですけど、
集合時間になり、集合場所にツアー参加者が全員集まったにも関わらず、
ガイドのマリオが現れねぇ・・・!!Σ(‾□‾;

添乗員も「誰かマリオを見ませんでしたかー?」と質問するも、
皆、さっきそこに居たと思ったのに…とか、そういう曖昧な返答で、
集合時間にガイドが行方不明と言うまさかの事態に!!!

確かに私もついさっきそこで見たぞ?と思っていたんですけど、
添乗員が「マリオー!」と叫んでもマリオ現れず(笑)

皆でキョロキョロしてたら、5分ぐらいでマリオ登場。
顔がすんごい真っ赤になってて、「ありゃーどこかで飲んでたぞ。酔っ払いだ」
「ずーっと電話してるし、女も何人居るか分からんな」と言い合ってました(笑)


そしてバスで下へ降り、レストランでランチー☆
前菜のシーフードリゾット。




メインは、鱈…。




デザートはフルーツポンチ★




そして二度目のチャレンジ!
再び皆で船乗り場へ!!


しかし相変わらずの高潮で入れないと言う事で、
これまた添乗員さんの提案で、20人ぐらい集まるようなら別の船で、「赤の洞窟」「白の洞窟」「エメラルドグリーンの洞窟」に行く事が出来る。
という訳で、その辺でブラブラ時間を潰すだけなら…と、全員が挙手した為に催行決定(笑)



かなり海が荒れていて、揺れが激しくて、遊園地のアトラクション気分で楽しかったのですが、
妹は最初から最後までうつむいたままでした(^−^;  (妹は乗り物に弱いのです)



まず、「行ってらっしゃい!」と見送る人の像。




自然に出来た洞窟があちこちに…。




『赤の洞窟』


 

波が引いた時にだけ顔を出す赤い珊瑚。


『白の洞窟』




近寄ると、マリア様に見える像が・・・w


 

ロープが張られていますが、あのマリア様は自然が生み出した、
海水の浸食によって作られたマリア様だそうです(^^;

遠ざかるマリア様




こんな小さな洞窟は本当に沢山ありました。




青の洞窟も、本当に小さな小船で入るって言ってたから、
入り口はこんな感じなんだろうなぁ〜と思って見てました。



象さんに見えるアーチの岩


 

言われてみれば、向こうを向いてる象さんに見えますよねw
何事もイマジネーションww

遠くから見た方が象さんっぽいかも。




今度は亀に見える岩




亀が岩をよじ登ってるように見えます。
よくこんな上手いこと岩が出来たもんだと思う・・・。
それにしても自然って凄いですよね。

↓有名人の別荘地がずらり。



赤い家の裏に沢山あるそうですよ!

見てよこの荒波!!




船の中に海水がざばーん!と入って、お尻から足元までびしょ濡れになった方もいらっしゃいました(^^;
私は真ん中の方に座ってたから濡れずにすんだけど〜♪


最終目的の『エメラルドグリーンの洞窟』


 

 

 



波が荒くて、船が揺れまくりで、ブレるわこけそうになるわ、
撮った瞬間に波が押し寄せて、一番綺麗な色が撮れないわ…。
それはもう、皆ベストショットの場所の交代をしたりで大変でした(^−^;
写真だけ見てると穏やかそうですが、船は止まっている方が凄く揺れるんです…。
波が引いた一瞬だけ、綺麗に青く光るんですよね〜。
青の洞窟もこんな感じだそうです。

実際に青の洞窟へ行った事がある人が居たのですが、
その方は、「本物の洞窟行くよりこっち見てた方がえぇんちゃうか!?」って言ってました(笑)



最後に、あの夫婦岩みたいな岩と岩の間の穴を、
船で通る間にお願い事をすると、願いが叶うという言い伝えがあります。
…というわけで、穴を目指してGO!




穴を通る間、妹はまた…「彼氏と別れられますように」ってお祈りしてたらしいwww

穴を通り抜けた瞬間〜




そんでもって、行きに「行ってらっしゃい」と見送ってくれた人の像が、
今度は「お帰りなさい〜」ってお出迎えしてくれて(笑)
カプリ島から帰る船の時間まで、買い物で時間を潰したのですが、
私達が、このツアーの船から降りたら急に、雨がどばーっと降り出して、
私と妹は、お土産はもう十分だったので、カフェでお茶して温まりましたw
私はエスプレッソを頼んでみたのですが、本場はやっぱり美味しいー!!(><)
コレに慣れたら、日本のエスプレッソなんて飲めないと思う。
っていうか、妹が頼んだカプチーノ。
妹はコーヒーが飲めないので、一口貰ったら、甘すぎて飲めなかった…。
イタリアのエスプレッソで、本物のコーヒーを知りました(笑)
いや、でも帰国してからも毎日インスタントコーヒーを「まずいな」と思って飲み続けてるけどww

船の時間になり、本島へ戻ってからディナー。




前菜はボンゴレ〜。
もうホント、パスタにうんざりでした(‾□‾;

メイン。




ミックスフライ。
これは良かったんだけど…、最後のデザートが・・・・・(‾×‾;




シフォンケーキかと思いきや、ふわふわなようで、モサモサな、
何かのお酒がたっぷりしみ込ませてあったケーキ。
不味すぎて食べられませんでした(‾×‾;
何のお酒だったんだろう・・・?アルコールきつすぎ・・・。
まさか最後の晩餐にこんな不味いデザートが出てくるなんて、締めくくりは最悪でした。



余談ですが、船に乗ってる間の添乗員さんの話で、イタリア人男性はマザコンが多いそうですw
離婚率も結構高いそうな・・・。
だいたいの男性が、何かあると「ママはこうしてくれたのに!!」と言うらしい。
そりゃあ女性も「私はアンタのママじゃない!!」とキレルわな(^^;



10/18
朝食バイキングの、この、貝殻みたいなパン!




粉糖がかかった白いやつですが、これがめちゃくちゃ美味しい!!
すんごいサクッとしてて、持って帰りたいぐらいでした(笑)

さてさて、バスで空港に行くと、手荷物検査で順番待ちをしていたら、
イタリア人が大量に割り込みをしてきて、私達のグループと、
イタリア語と日本語で言い合いになった(笑)

イタリア人ってマナー最悪です。
どこぞの教会に入ろうとした時も、割り込みして当然〜みたいな顔で割り込んできて、
添乗員が注意したにも関わらず、素無視で入って行ったし、
トイレで並んでた時も、スチュワーデスが割り込みして普通に入っていったし…。
空港で押し合いへし合いになり、ちんたら荷物検査をしていた係員も、
「ちっ!しゃーねーな」みたいな感じで、もう1つのカウンターを開けたのですが、
最初から開けんかい!!とこれには誰もが思ってました(笑)
ホント、全然列が進まなかったんだもんー。

何か、イタリアに良い印象はあんまりありません(−−;
もう一度行きたい!って思えない国の1つに入ってしまいました(^^;

その後、ドバイに寄って飛行機の長い旅をして日本に帰りましたー。
ドバイは夜中にも関わらず、人口の多いこと。
ビックリしました。

END

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