このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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鉄道省キモハ37000形3等気動車付随電動車


 鉄道省キモハ37000形3等気動車付随でんどうしゃです。キハニ36500形と連結する3等電動車で、キモハ37000形自体には電源装置はなくキハニ36500形の発電機電源により100Kw×4個の電動機を持つ編成の動力車です。電源が確保できないためキモハ37000形単独では走行できません。太平洋戦争が始まり、ガソリンの確保が難しくなって、一時全車房総西線に転じ天然ガスカーとして運用されましたが、故障が多くキハニ36500形と共に休車になっていましたが、戦災による車両不足を補うため、電車化されモハ32500形となって同系車と共に横須賀線に転じ戦中戦後の大量輸送に活躍しました。電車化に際し、乗客扉の700mm→1100mm化、ステップの撤去、パンタグラフの取付、電気装置の1500V昇圧、電気暖房化等の工事が行われましたが、室内の大きな変化はありません。
戦後再び参宮線沿線住民から名古屋〜鳥羽快速の要望が強くなり、同系と共にキモハ37000形に再改造され全車参宮線に充当されました。再改造では電源の大型大出力化に伴い、主電動機出力をMT−40G120Kw ×4に取り替えられ、電気系統を600Vに降圧し、パンタグラフを撤去したほかは変化ありません。
上段の図面はモハ43500形当時の姿です。
 実車ではこのような車両はありません。架空の車両です。

鉄道省キモハ37000形PDF図面 A4 1/120

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