このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西日本の鉄道のページへ戻る

京阪神急行電気鉄道6430形付随制御車

 京阪神急行電気鉄道6430形付随制御車です。阪急京都線では、特急用として2800系が1964年から製造され、活躍していましたが、ライバルの京阪電鉄が3000系を製造し、2800系の陳腐化が目立って来たため、新たに1971年から製造されたのが、6300系です。当初は4両編成で製造されましたが、その後増備に伴い最大8両編成になりました。6450形は、長編成化に際して6330形と同時に製造された付随制御車で、車体形状は車体長20000mm、車体幅2800っmで、正面貫通路、貫通幌枠付きで、運転台直後と、連結面端部に1300mmの両開き乗降扉、扉間に28組の自動転換クロスシート、乗降扉付近にそれぞれ4組の補助椅子が設置されています。登場後は阪急京都線の看板列車として特急用として運用されましたが、2003年に後継特急用に9300系が製造されることとなり、特急運用から引退し、セミクロスシート化され、引き続き使用されましたが、徐々に廃車されています。同系列の付随車6950形には車端部に便所洗面所が設置されています。一部車両は嵐山線用として現在も使用されています。図面上段は、6850形付随車、下段は6430形付随制御車です。
 実車は、1975年に登場した、阪急京都線用特急用車両で、2800形の置き換えとなりました。車体は車体長18200mm、2800mmで、両開き2扉でしたが、扉を両端に寄せ、側窓は2連式の一段下降窓として、2800系依頼の特急車としてのデザインを踏襲しています。運転台の主幹制御器は、ブレーキハンドルと一体化したワンハンドル式が採用され、車体の塗装は、マルーンの車体に屋根に近い部分はアイボリーとなっています。本系列は特急用として運用されていましたが、、登場から30年以上が経過して、老朽化が進んだため、9300系が投入されることになり、本形式は内装などをリニューアルし、2扉セミクロスシートとしたうえ嵐山線に投入されました。嵐山線用の編成以外は、徐々に廃車が進みましtが、京都観光客向けの特急列車を6300系を改造してされることになり、「京とれいん」として快速特急として運転が行われています。

阪急6430形PDF図面 A4 !/120

西日本の鉄道のページへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください