このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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北勢鉄道ホハフ270形普通緩急客車、ホハ170形普通客車

 北総鉄道ホハフ270系普通客車です。近畿日本鉄道北勢線は2002年廃止届を提出、これに対し、路線継続を望む沿線住民に応え、蒸気機関車の運転に伴う観光鉄道化が計画され、新たに北勢鉄道が設立されました。設立に際し、電車運転から蒸気機関車化を行い、観光客の誘致をはかることとし、蒸気機関車8両、客車50両を新製し、架線撤去を行い蒸気機関車景観の充実を図ることとしました。近鉄から引き継いだモ270形は電装を解除、乗務員室を車掌室化、車内に冷房装置室の新設の上客車化、ホハフ270形とし、ク170形は制御機器を解除、乗務員室及び乗務員扉、ヘッドライトの撤去、冷房機器室の新設、編成のうち1両に便所の新設を行いホハ170形とし、 各車両とも連結器高さを450mmから628mmに変更等の改造をして、客車化、通勤客の便を維持するため4両編成を2編成組成し、朝夕のラッシュ時に運行することとしました。各車両はホハ1系と同じく黄1号に塗装変更されました。新製客車はホハ1型,ホハフ1型、ホハフ10形、ホテン1型の4形式が、ホハフ+ホハ+ホハ+ホハフ+ホテンの5両編成を組み観光客輸送に携わっています。その他の三重交通からの引き継ぎ車両サ130,140、200形は順次廃車されました。

北勢ホハフ270形、ホハ170形PDF図面 A4

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