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日本国有鉄道キハ61形2等気動車

 日本国有鉄道キハ61形2等気動車です。国鉄では寒地向けの一般形気動車として、キハ20系のDMH-17系機関搭載のキハ22形を製造しましたが、後継車としてキハ60形i製造時に開発されたDMF-31系DMF-31HSAを搭載したキハ62系の、キハ61形を製造しました。車体形状は正面貫通路、貫通幌付きの両運転台車で、車体長20800mm、車体幅2800mmで、乗降扉は寒冷地対策として車端部デッキ付きの2扉車で、車内は扉間は戸袋部を除き、シートピッチ1800mmの固定クロスシートが14組、車端部は、戸袋部はロングシート、一方端に便所が設置されています。登場時は非冷房でしたが、その後冷房用発電機を搭載、冷房化されました。DMF-31HSA形機関は出力は所定の出力を発揮したのですが、故障が多発したため、後年DMF-13系に換装されました。図面上段は冷房化後の姿、下段は登場時の姿です。
 実車にはこの型式はありません。キハ22形の後継の大出力気動車はキハ54500番台が製造されました。一部は急行用に新完成廃車発生品の転換クロスシートを設置した車輌もあります。

国鉄キハ61形PDF図面 A4 1/120

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