このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
日本国有鉄道キハ62形2等気動車です。国鉄では勾配線用の一般形気動車として、キハ20系のDMH-17系2機関車キハ52形を製造しましたが、そもそもDMH-17系の機関は最大180PSで出力が十分でないため、キハ60形i製造時に開発されたDMF-31系DMF-31HSAを搭載したキハ62形を製造しました。車体形状は正面貫通路、貫通幌付きの両運転台車で、車体長20800mm、車体幅2800mmで、乗降扉は中央より2扉車で、車内は扉間はシートピッチ1800mmの固定クロスシートが10組、車端部は、戸袋部はロングシート、運転台後方に固定クロスシートが、一方端に便所が設置されています。登場時は非冷房でしたが、その後冷房用発電機を搭載、冷房化されました。DMF-31HSA形機関は出力は所定の出力を発揮したのですが、故障が多発したため、後年DMF-13系に換装されました。図面上段は冷房化後の姿、下段は登場時の姿です。
実車にはこの型式はありません。キハ20系の後の大出力気動車はキハ40系が製造されましたが、出力の割に、車体重量が増加し、結局出力不足となり、後年多くの車輌が、小型大出力の機関に換装されました。
国鉄キハ62形PDF図面 A4 1/120
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