このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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近畿日本鉄道モ6331型電動制御車

近畿日本鉄道名古屋線に投入された、運輸省規格型車両A’型モ6331型電動制御車です。近鉄は63系の大型車は導入しませんでしたが、名古屋線には戦前からA’型に準じたモ6301系があり、受け入れに支障がないことから、本形式の登場となりました。車体長は17000mm、車体幅2700mmの規格型で、室内は扉間がシートピッチ1800mmの固定クロスシート、両端はロングシートで、本形式から半室運転台の反対側に奇数車は中川側に、偶数車は名古屋側に便所が設置されました。登場時は急行として使用されましたが、便所を装備していることから、特急運転開始に際し3両が特急用として整備され、シートも扉間はシートピッチ900mmの転換クロスシート。両端部はシートピッチ1800mmの固定クロスシートに変更され、外部塗色もレモンイエローとネイビーブルーの特急色に変更され、モ6421系登場まで活躍しました。冗談室内は特急用、中段は一般用の配置図です。実車は本図面一般型とほぼ同様のデザインで急行用として活躍しました。一部の車両は輸送力増強のため車体を延長し3扉の20m車に改造されました。本来このホームページではこの図面は近鉄のページに表示するところですが、各社の運輸省規格型車両をまとめるために、その他の車両のページに表示しました。

近鉄モ6331型PDF図面 A4 1/120


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