このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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鉄道省モハ62000形3等電動制御車

鉄道省が軽井沢別荘地に向かう上流階級のために信越本線高崎〜横川間を電化高崎〜軽井沢間を直通させるために製造したモハ62000形です。車体形状はリベットのないすっきりしたタイプで、正面は半流形で、車体寸法は車体長16150mm、車体幅2805mmの小ぶりな車体で、雨樋、ウインドウシル・ヘッダ付きで、扉間は1800mmピッチの固定クロスシート戸袋及び両端部はロングシートのセミクロス車です。車体そのものは当時の木造車鋼体化名義で製造されました。平坦部はモハ62型が牽引し、アプト区間にはいると、モハ71型が第3軌条を用いて力行する方式でした。
実車は身延線用としてモハ50系と同じく木造電車の鋼体化による2扉クロスシート車ですが、身延線の車両限界を考慮して、当時の一般車より100mm低い低屋根構造ですが、新造時から低屋根に設計されたためあまり目立ちません。正面非貫通の平面形の片運転台車で、製造時期が戦争にさしかかっていたので雨樋の省略等簡略化が図られています。戦後の型式改正でクモハ14100形となりました。

mc62000p.pdf へのリンク

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