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西日本鉄道モ300(303)形電動制御車
西日本鉄道に納入された運輸省規格型車両A’型のモ300(303)形電動制御車です。戦前に製造されたモ300形と略同型の2扉車ですが、規格型の規定による車体形状のため細部に違いがあります。車体長は17000mm、車体幅は2700mmで正面貫通路貫通幌付きです。室内は扉間はシートピッチ1800mmの固定クロスシート、両端部はロングシートです。モ301,302が戦前の製造であり、戦時中の酷使で状態が悪くなっていたため、新製の303形は300形より高出力を活用するためすぐに特急用に充当され、モ600形の登場まで活躍しました。600形登場後も予備特急用として整備されましたが、2000形登場に伴い、一般車に格下げされました。実車は3扉車として登場、普通車としてそれまでの小型車より収容力が多く通勤輸送に活躍し、同系の後期車は後年、狭軌化改造の上宮地岳線に転じ車体更新、一部はカルダン化、冷房化などを施され現在も活躍しています。
西鉄モ300(303)形PDF図面 A4 1/120
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