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　名古屋鉄道モ５１５０形電動車です。１９５７年にモ５２００形の中間電動車としてモ５１５０形が製造されました。車体長は２００００ｍｍ、車体幅は２７５０ｍｍで、側窓はバランサー付き1段下降ユニット窓になっています。車内は戸袋窓部分を除きシートピッチ９１５ｍｍの転換クロスシート車端部はシートピッチ１８３０ｍｍの固定クロスシートとなっており、モ５２００形と２両１ユニットで運用されます。ユニット連結面側に便所洗面所が設置されています。　走行機器は７５Ｋｗの主電動機の中空軸平行カルダン駆動の全電動車編成で、ブレーキについても発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキがとなっています。。主制御器は単位スイッチ式多段制御です。登場時は非冷房でしたが、サービス向上のために、車体強化の上ユニットクーラーを取付け冷房化されました。長らく第一線で使用されていましたが、老朽化に伴い徐々に廃止されました。図面上段は冷房化改造後の偶数車の姿、下段は登場時の奇数車の姿です。
　実車は、１９５７年にモ５０００系の増備車として製造され、車体デザインはモ５０００形に準じており、５２００形の中間電動車は製造されていません。車体長はモ５０００がたより４００ｍｍ延長され、１８４００ｍｍとなり、車体幅は２７４０ｍｍで、車内は戸袋窓部分を除きシートピッチ９１５ｍｍの転換クロスシートとなっています。　走行機器は７５Ｋｗの主電動機の中空軸平行カルダン駆動の全電動車編成で、ブレーキについても発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキがとなっています。主制御器は単位スイッチ式多段制御です。１９６４年に運用の見直しで５０００系は４両編成に戻されることになり、モ５１５０形はモ５２００形に組み込まれ４両編成となりましたが、外観は均整を欠くものになりました。その後も長く第一線で使用されていましたが、モ５１５０形は先に廃車となりました。

名鉄モ5150形PDF図面 A4 1/120

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