このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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高野鉄道モハ1251形3等電動制御車

高野鉄道デ101形の後継車として製造された、モハ1251形です。車体長14500mm、車体幅2700mmの小型車で、南海2000形3次車、1200形に準じたデザインで車内は扉間転換クロスシート車端部はロングシートの蝉クロスシートでした。極楽橋全通時には3両が特急高野用として整備され、全室クロスシート化され、元貴賓車クハ1900形とともに運用されました。戦時中には全室ロングシート化されましたが、戦後特急こうやの復活に伴い、再度全室クロスシート化され再び特急車として活躍しました。高野鉄道は南海鉄道に合併されました。汐見橋支線は長く盲腸線として不遇をかこっていましたが、阪神なんば線の開通により、阪神桜川駅と接続したため、神戸方面のアクセスとして再び脚光を浴び、橋本方面への直通電車も復活しました。図面は特急用に整備された1251の姿です。実車は南海電鉄高野線の中核として長く活躍し、実際にも3両が特急こうやとして活躍したことがありましたが、20000形特急車の登場とともに一般車に格下げ、1500V昇圧に際し全車廃車されました。

高野鉄道モハ1251形PDF図面 A4 1/120


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