このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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スイロネ60型1,2等合造寝台客車 


木造客車の鋼体化として大量に製造されたオハ60,61型3等客車は、アコモデーションは木造時代のままで乗客に不評だったので、次々に改造されました。そのうち寝台優等客車として改造されたのがスイロネ60型1,2等合造寝台客車です。室内は1等は2人用コンパートメント4室、2等はプルマン型オープン2段寝台8組で、マロネ40型に準じたアコモですが、コンパートメントが1室多くなっています。コンパートメントのうち中央より2室はパーティションを解放することにより4人室にすることが出来ます。台車は当初シュリレーンタイプTR53でしたが、すぐに空気バネ付きTR57に変更され乗り心地が向上しました。発車時の衝撃を抑えるため、推進運転用客車と同様に車端にバッファが取り付けられています。牽引機は推進運転用に改造された電機、ディーゼル機が担当するため冷暖房電源は機関車のMG(DG)から供給されます。

スイロネ60型PDF図面 A4 1/120


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