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鉄道省クハ77000形3等電動制御車

 鉄道省クハ77000形3等付随制御車です。モハ62形の付随制御車として製造され、車体形状は、初期形は正面形状が平面で、車体長は、16000mm、車他幅は2805mm、その後半流形が製造され、車体長は16150mm、車体幅は変わらず、2805mmでの2扉セミクロスシート車で、扉間jに戸袋部を除きシートピッチ1800mmの固定クロスシートを8組設置、戸袋部はロングシート、車端部には半室の便所が設置され、その反対側にはシートピッチ1800mmの固定クロスシートが設置されています。
 実車は身延線用として製造された、モハ62形の付随制御車で、正面非貫通、連結面は切妻貫通路付きで、身延線のトンネルの高さが低く、電動車のパンタグラフの絶縁距離を確保するため、車体高は従来の一般型電車よりも100mm低い3650mmとなりました。戸袋間に8組の固定クロスシートが設置され、その他はロングシートが接されました。1953年称号規程の改正によりクハ18000となりました。その後、トンネル高さに対し戦時中の製造による絶縁不良による葛西があいついたため、低屋根化遺贈されたモハ32に身延線での運用を譲って、飯田線に転属、同線で廃車になりました。

tc18000p.pdf へのリンク

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