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鉄道省クハ65000形3等付随制御車
鉄道省木造綱体化車両のモハ50系のクハ65000形3等付随制御車です。綱体化要領はモハ50形と同じですが、改造初期は20m木造付随車サハ64500形を種車としましたが、後年木造中型車の台枠を延長したうえで、20m級の車体を製造しました。車体長は19304mm、車体幅は2805mmはモハ50形と同じで、車内もほぼ同じで戸袋部を除きシートピッチ1760mmの固定クロスシートですが、連結面側車端部に半室の便所が設置されています。第三次車から、正面は半流形となり、末期には張上屋根、埋込ヘッドライトのスマートな姿となりましたが、ノーシル、ノーヘッダー車は製造されていません。乗務員室は初期車は半室でしたが、第二次車以降は全室に変更されています。種車が三軸台車の場合は二軸のTR22に変更されましたが、種車が17m車の後期車はもとのTR21を使用しています。実車は17m級木造車の綱体化で、車体長16000mmで、3扉全室ロングシートの通勤用として製造され、主として首都圏で活躍の後、小回りがきくことから買収地方線区に転じ長く活躍しました。図面上段は張上屋根の後期車、下段は初期車です。
鉄道省クハ65000形PDF図面 A4 1/120
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