このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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日本国有鉄道クハ96000形3等付随制御車

 国鉄クハ97000形3等付随車です。東京〜大阪間の間急行が好評なため、同区間をを6時間で結ぶ電車特急として製造されたモハ90系のうち、当初は制御付随車は製造されませんでしたが、地方線区に投入するに当たり、短編成化に備えサハ97000型3等付随車として製造された一部の車両を付随制御車に改造して、クハ96形となりました。車体はモハ80系に準じた構造で、車体長19500mm、車体幅2805mm、室内は固定クロスシートで、2等客車並みの1960mmで、さらにこれまでに2列2列と違い、2列1列の前後左右ともにゆったりしたシートで、また長時間の旅行を快適に過ごせるように、固定シートながらリクライニングできるイギリス製の座りごこちの良いシートが採用されました。大阪を朝6時30分発車、12時30分東京着、復路は17時東京発23時大阪着で、東京を大阪からの日帰り出張圏とした画期的な特急電車でした
 実車ではこのような車両は製造されていません。特急用車両はモハ20(151)系として製造されました。サハ97形は後のサハ153形に付与されました。

国鉄クハ96000形PDF図面 A4 1/120

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