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富山電気鉄道モハ500型3等電動制御車
富山電気鉄道モハ500形3等電動制御車です。富山電気鉄道は現在の富山地方鉄道の中心となった路線ですが、その富山電気鉄道において、観光客誘致のためにモハ501型3等電動制御車が製造されました。車体幅2700mm、車体長18000mmの中型車で、車内中央部にシートピッチ1960mm、8名分の予約室(コンパートメント)を2室設置され、戸袋部を除いて、1760mmのゆったりした固定クロスシートを配置した、モロハと称してもおかしくない地方私鉄としては極めてレベルの高い車両でした。走行台車は私鉄では珍しく、TR23で、これまた異彩を放っていました。妻面は、窓部が少し傾斜した富山タイプで、貫通扉、貫通幌付きです。実車は車体幅2600mm、車体長17640mmの当時の地方私鉄としては珍しい堂々とした車両で、中央部に両面非貫通で、シートピッチ1640mmの固定クロスシートの予約室(コンパートメント)を有し、その他はロングシートの優等車両で、富山地鉄編入後はモハ7541型として戦後輸送に活躍しました。
富山電鉄モハ500型PDF図面 A4 1/120
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