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鉄道省サロ37000形2等付随車
鉄道省モハ31系のサロ370002等電動付随車です。車体寸法はモハ31000形と同じく、車体長19200mm、車体幅2805mmで、室内は2扉で、戸袋部を除きシートピッチ1960mmの固定クロスシート、戸袋部にはゆったりとしたロングシートが、車端部には便所、洗面所が設置されています。第一次車はモハ31形と同様に妻面水切りは単純な円弧状、下端部は一段下がっていましたが、第三次車では水切りの端部を丸め、側端下部は、段付きをやめ一線にし、妻面で軽い傾斜を付けるように改正されました。台車は第一次車はTR22でしたが,第三次車は当時客車で採用されたTR23に変更されました。図面上段が第三次車、下段が第一次車です。実車は車体長16200mmの2扉車で、12両製造されましたが、戦時中に2両を残し3扉ロングシート化のうえ、3等車に格下げされました。2等車で残された2両は形式改訂でサロ15形(1等車)となり、横須賀線、伊東線で使用された後に、形状はそのまま格下げ、サハ15形となり東北本線で使用されました。
鉄道省サロ37000形PDF図面 A4 1/120
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