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国鉄サロ46000(75000)形2等付随車
国鉄モハ70系のサロ46000形2等付随車です。車体形状は車体長、19500mm、車体幅2805mmで、それまでの電車二等車と違い、客用扉は両端に700mmの狭幅のものが設置され、便所も車端に設置されました。室内はシートピッチ1960mmの固定クロスシートが16組設置され、横須賀線通勤客の高級客に対応しています。側窓は戦前の広窓が窓開閉時に重くて評判が悪かったため、再び800mmに戻されました。番号改正により70系に空きが生じたためサロ46形はサロ75形に改番され、投球改正により1等車に、モハ70300番台と同時に製造された全金属車はサロ75300番台となりました。サロ75300番台は後にユニットクーラーを取り付け、冷房化されました。
実車は室内はほぼ同様の配置ですが、側窓は1200mmの広幅窓でした、乗降扉は車端部に設置されましたが、デッキはなく、扉間にシートピッチ1950mmの固定クロスシートが8組設置され、一方の車端部に便所洗面所が設置されました。300番台は製造されていません。2等車は等号改正により1等車となり、その後グリーン車となりましたが、サロ75は格下げされ一般車サハ75000形となり、3扉化されたり、運転台をもうけクハ化されクハ75000形となった車両もありました。図面上段はサロ75300番台、下段はサロ46000形登場時の姿です。
ts46000p.pdf へのリンク
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