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国鉄サロ95000形2等付随車です。東京〜大阪間の間急行が好評なため、同区間をを6時間で結ぶ電車特急として製造されたモハ90系サロ95形2等付随車です。当初は走行装置の信頼性が十分でなかったため、2等車も電動車だけ製造されましたが、走行装置の信頼性確保できたため、編成の長大化に伴い付随車も製造されました。車体はモハ80系に準じた構造で、車体長19500mm、車体幅2805mm、室内は固定クロスシートで、ヨーロッパの1等客車並みの2400mmで、さらにこれまでに2列2列と違い、2列1列の前後左右ともにゆったりしたシートで、また長時間の旅行を快適に過ごせるように、固定シートながらリクライニングできるイギリス製の座りごこちの良いシートが採用されました。大阪を朝6時30分発車、12時30分東京着、復路は17時東京発23時大阪着で、東京を大阪からの日帰り出張圏とした画期的な特急電車でした。同時期にサハ97形、クイ99形、サシ98形も製造されました。当初はクハは製造されませんでしたが、地方線区にも投入されることとなり、短編成のためにサハ97形からクハ96形に改造されました。
実車ではこのような車両は製造されていません。特急用車両はモハ20(151)系として製造されました。サロ95形は後のサロ153形に付与されました。
国鉄サロ95000形PDF図面 A4 1/120
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