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旅日記9 石垣島・波照間島への旅
1〜3日目 日本最南端の有人島・波照間島へ
10月末になってようやく待ちに待った夏期休暇が取れましたので、思い切って石垣島と波照間島に行くことにしました。今回は初めてツアーのフリープランを利用して行くことも検討しましたが、JALのマイルがある程度貯まってきたため石垣島まで特典航空券を利用して行くことにしました。特典航空券を利用すれば、ホテルの宿泊費と食事代を気にすればよいのでツアーよりもかなり安く済ますことができるのです。そして石垣島から飛行機で行くことができる波照間島には、前回見かけたRAC(琉球エアコミューター)のBN-2Bが運行しているため、今回乗ってみたいと思いました。しかし10/24の石垣−波照間間の予約状況は往復とも満席でキャンセル待ち状態。これは無理かと思っていたところ、何と5日前に行きの空席が出ましたので予約することができました。ただ、石垣に戻る便の予約ができませんでしたので、キャンセル待ちをしつつ高速船で戻る予定にしました。とりあえず今回の旅は石垣牛を食べることと、波照間島を散策することが目的です。
飛行機の搭乗予定時刻まで15分くらい時間があるので、いつも通りエアポートラウンジで一休みすることにしました。さすがに今日は時間が早いためクロワッサンもかなりありましたのでここで軽く朝食とすることにしました。
飛行機はずっと上と下に雲を見ながら飛んでいましたが、途中で雲がなくなってきて日差しが差し込んできました。そして10:25頃宮古空港へ着陸しました。前回宮古空港へ来たときは乗り継ぎの余裕がなくて空港の外へ出ることもなかったのですが、空港を外から見ると沖縄らしい瓦の屋根になっていて美しいですね。そして10月下旬だというのにまだ暑い!私は着ていた長袖のシャツを脱いで半袖のTシャツになりました。やっぱり沖縄はこうじゃなくちゃ!
石垣空港に着いたものの、これから昼食とホテルのチェックインまでの予定を決めていなかったので、とりあえず空港レストラン「ゆうな」に入ることにしました。レストランでは八重山かまぼことパッションフルーツジュースを注文。昼食の場所を考えていると注文していたものが出てきました。八重山かまぼこが予想外にウマい。パッションフルーツジュースもおいしかったです。
坦たん亭ではランチタイムとしてオーストラリア牛のステーキが出ていましたが、お店の人に石垣牛は注文できるかを聞きました。すると石垣牛の注文はOKで、サーロインステーキの値段は200gで5,800円になるとのことでしたので、ライスとサラダなどが付いたセットを注文しました。| 店名 | 担たん亭(たんたんてい) |
| 住所 | 沖縄県石垣市新川2117-2(新川はあらかわと読みます) |
| 営業時間 | 11:00〜14:00、17:00〜21:30 |
| 定休日 | 火曜日 |
タクシーに乗って出発すると、道が濡れていることに気付きました。どうやらお昼御飯を食べている間に通り雨があったようです。傘を持っていなかったので助かりました。しかし、2分ほど走ると道はまったく濡れていませんでした。雨が降っていたのはお店の周辺だけだったようです。タクシーはゆいロードを通っていましたが、ふと「ペンギン食堂」が目に入ってきました。そうそう、ペンギン食堂といえば「石垣島ラー油」。東京ではなかなか手に入らないんですよ。こんなところにお店があったんですね。
二日目は朝6:00頃起きました。朝食は宿泊プラン(スーパーフライヤーズ会員プラン)に付いているのでさっそくサンコースト館の「ともーる」に向かいました。朝食はバイキング形式です。今回取ってきた料理は画像の通りですが、いつも私は多く取りすぎるんですよね。これでもかなり控えたのですがお腹はいっぱいになってしまいました・・・。
サンコースト館とパティオ館は物理的に離れているため、一旦外へ出なければいけません。ついでなので朝食後ホテルの目の前にある真栄里(まえさと)ビーチに行ってみました。海はハブクラケから泳ぐ人を守るため、フェンスを張って囲ってあります。まだ朝8時くらいで暑くもないのにもう泳いでいる人がいる・・・。きっと帰る前に泳ぎ納めをしているものと考えながら部屋に戻りました(ウソ)。
今日は波照間島まで行きます。波照間島は有人島では日本最南端の島です。ちなみに無人島を含めれば、実質の日本最南端はご存じの通り沖ノ鳥島です。空港へはホテルの前から路線バス(空港線)が出ているのですが、時計と時刻表を見ると乗る予定だったバスが何ともう出発している!バスの時間を10分間違えていたようです。仕方がないのでタクシーで空港に向かいました。波照間への便はWebチェックインできなかったため、カウンターへ行きました。そこで手渡された航空券は手書きのものでした。その後チェックインカウンターへ行くと荷物を持ったまま体重を計測しました。重量を計測するのは飛行機が小さいため全体の重量を考慮するのはもちろん、バランスも重要なんです。
9:20くらいに搭乗案内があったため、飛行機へと向かいました。これから乗るBN-2Bはパイロットを除くと9名が定員で、飛行機の中に通路がないため左右のドアから乗り込む形となります。画像に写っている手前の女性が幸運?にもパイロットの隣である1Bをゲットしてこれから乗り込むところです。私は4Bなのですが、5Aの乗客が乗り込むまで背もたれを前に倒しているので待っている状態です。結局5Aに乗り込む人が一番遅くやってきたため、私の搭乗は最後になった気がします。搭乗した乗客は7人でした。
石垣空港を離陸してから一路波照間空港を目指し飛行していきます。飛行機はエメラルドグリーンの海の上空を飛んでいきます。ただ、朝から風が強く機体はかなり揺れました。
JTA771便は波照間空港にほぼ定刻通りの9:55頃に到着しました。着陸寸前には上空よりもさらに風が強く吹いていたので着陸できるか心配しましたが、でもそこはさすがにパイロットもプロなので片方ずつながらもタイヤを滑走路に接地させて着陸をさせました。出口に向かうと折り返しの便を待つ乗客が待っていましたが、搭乗待合室はかなり狭かったです。
まず島南部にある日本最南端の碑に向かいます。波照間空港を出てすぐに道を左折しあとはまっすぐと進んでいきます。途中放し飼いになっているヤギや牛にも遭遇しました。そして2キロ弱歩いたところで星空観測タワーにたどり着きました。ここは夜に来れば星空を観測でき、特に冬の期間は南十字星を見ることができるそうです。今回は夜空を見る時間まで島に滞在しませんので撮影のみです。
星空観測タワーからは200m程で日本最南端の碑に着きました。
日本最南端の碑のすぐ近くに、日本最南端平和の碑があります。実はこの日本最南端平和の碑の方が道路から近いので先にたどり着きます。
時間に余裕があるので、最南端の碑からさらに海岸線へ行ってみました。こちらは砂浜にはなっておらず、断崖絶壁でした。風が強いこともありかなり高い波が打ち付けています。足下がゴツゴツして不安定な上、風に煽られて下に落ちないように細心の注意を払いました。しかし、この時点で石垣島へ帰る船がこんな荒波の中を航行することを全然気にしていませんでした・・・。
次は北浜(ニシ浜)へと向かいます。今度は海岸線近くではなく、島の中央を突っ切る形で進みます。島の中央部は小高い丘のようになっているので、中央部に向かうには坂を登っていかねばなりません。この波照間島は昔に比べればかなり道路も舗装されているそうですが、まだ舗装されていない道も存在します(道中ここしか舗装されていない道はなかった)。いわゆる本州で見るような灰色の道ではなく、砂浜のような白い道だったのはとても印象的でした。
途中で波照間島灯台の近くを通りました。灯台は海岸近くではなく、島周辺からよく見えるように島でも一番高いところに建っているそうです。
島の中心部に着くと、アカハチ誕生の地がありました。この辺りは島でも一番大きい集落なので家も多く小学校や民宿、食事処も集まっていました。私は見ていませんが郵便局や派出所もあるそうです(いずれも日本最南端です)。
とても大きな風力発電機がありました。強風が吹いている割には風車がグルグル回る訳でもなく、少しずつ動いている感じでした。本当にこれで発電できるのだろうか?
風力発電機の近くにはハイビスカスが咲いていました。実は私この花が好きなんですよね。
しばらく歩くと製糖工場が見えてきました。そして製糖工場のバックには青い海が見えました。海はとても綺麗ですね。いよいよ北浜(ニシ浜)が近づいてきました。
ようやく北浜(ニシ浜)に到着しました。さすがに日本でも屈指のビーチだけに観光客が集まっていました。この青い海と白い砂浜。風が強く若干波はありましたが見ているととても心が癒されていく気がしました。
ビーチの近くにある休憩所で海を見ながら休んだあと、港へと向かいました。港には旅客ターミナルがあり、そこで日差しを避けて船を待つことができます。私は13:15発の波照間海運のニューはてるまに乗るため、旅客ターミナル内で乗船券を購入して時間まで待ちました。
高速船から降りた後、前日タクシーから見かけたペンギン食堂に向かうことにしました。ペンギン食堂はターミナルから4〜500m歩いたところにありました。一階のお店が閉まっていたため、お店横の階段を登って事務所へ行き、ラー油の在庫があるかどうか確認したところあるとのことでしたので、小さい容器のラー油を2個注文しました。小さい容器以外にも大きな容器のものもありました。大きな容器のものは小さい容器の4倍分あるようですが、大きいと持ち帰る際に大変そうだったのであきらめました。
ラー油を購入した後、フェリーターミナルそばにあるバスターミナルへ向かい、15:00発の空港線(全日空ホテル経由)に乗ってホテルに戻りました。バスはサンコースト館→タワー館の順番で停まるのですが、タワー館よりもサンコースト館の方がパティオ館に近いためサンコースト館で下車しました。しかしよく考えてみたら、部屋の鍵をタワー館のフロントに預けていたことを思い出しました。仕方がないのでタワー館のフロントまで歩きました。その途中テナントのお店に寄ってミンサー柄のハンドタオルを購入しました。
17:30を過ぎたので、タワー館1階の「八重山」で夕飯にすることにしました。なんとなくお寿司が食べたくなったので寿司懐石を注文しました。先付け(松前漬けなど)、お刺身(マグロ、紋甲イカなど)、茶碗蒸しなどが出てきた後、メインのお寿司が出てきました。お寿司を食べていると、なんでここまで来てお寿司を食べているのかと思ってしまいました。せっかくなので沖縄料理を食べれば良かったですね。食後はパイナップルとブドウがデザートとして出ました。
三日目の朝は6:30頃に起きました。いよいよ東京へ帰ります。その前にまずは朝食です。本日の朝はタワー館1階にある「クレール」での朝食バイキングです。昨日の「ともーる」よりも品数が多くていいですね。どこかに書いてあったのですが、サンコースト館の宿泊客用の朝食券だけでは「クレール」には入れず、差額が必要だそうです。つまり、用意している料理も「ともーる」よりも豪華なんでしょうね。料理は結構おいしかったです。
朝食後は部屋に戻って少し寝てしまいました。そして11時くらいにチェックアウトをして11:12発の空港行きのバスに乗りました。空港には11:20分頃に着きました。JTA側のターミナルは結構人が多く混んでいました。電光掲示板を見ると、11:50発予定の飛行機が宮古経由での東京行きとなっているためその乗客がたくさんいたようです。特にお土産を買うわけではなく、座るところもないので手荷物検査場を通って搭乗待合室の中に入りました。搭乗待合室の中も人が多かったです。
搭乗時刻までまだ時間があるので、売店で紅芋アイスを購入して食べました。そのうち搭乗案内がありバスに乗って第3スポットに駐機している飛行機に向かいました。事前に予約してある座席は最前列の2Aなのでのんびりとバスから降りて飛行機に乗り込みました。JTA640便(ボーイング737-400)は予定通り12:15頃出発し、目的地の那覇空港には5分ほど早く13:00頃に到着しました。
那覇空港に着いてまずは昼食です。今回も空港食堂に向かいました。ランチタイムのピークは外れていたのですが、まだ店内は食べている人が多かったです。| 店名 | 空港食堂(くうこうしょくどう) |
| 住所 | 沖縄県那覇市鏡水150那覇空港ビルディング1階 |
| 営業時間 | 09:00〜20:00(LO19:45) |
| 定休日 | 無休 |
今回注文したのはソーキそばとじゅうしいです。ソーキそばはソーキはもちろんスープもおいしかったです。なかなかボリュームもあったので大満足。
マッサージが終わって15:00を過ぎていましたので、さっそくお土産を買いました。今回は買いすぎないように職場用の紅芋のお菓子と自宅用にさーたーあんだぎーとカルピスソフトキャンディだけにしました。そしてちょっと時間が余ったので手荷物検査を受けた後サクララウンジに入りました。那覇空港のサクララウンジでは泡盛がビンごと置いてあるんですね。まぁ私は前述したとおりお酒は苦手なので泡盛は飲みませんが(笑)。
機内に乗り込んでクラスJの84Kに座りました。特典航空券でクラスJに利用するには2000マイル多く必要なのですが、せっかくなので予約しました。乗ったJAL1918便(ボーイング747-400D)は予定通り16:00頃出発しました。
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