| このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
旅日記19 ナッチャンWorldと超マグロ祭りの旅
3日目 ナッチャンWorldに乗る
最終日3日目です。朝は4時に起床しました。ここ3日間早寝で3時や4時起きというある意味健康的な生活リズムですねぇ。今回宿泊しているコンフォートホテル函館では朝食が付いていて6:30から食べられるのですが、出発時間の関係で諦めて朝早くから回転している函館朝市で食べることにしました。
さっそく朝食のためどんぶり横丁へ。通路を歩くと目的のお店・茶夢に到着しました。そして入口の戸を開けようとすると・・・開きません。携帯で調べてみると開店時間は6:30ではありませんか。ちょっと調査不足だったようです。
代替案を考えていなかったため、以前入ったことがある朝市内のきくよ食堂へ行くこととしました。前回は支店でしたが今回は本店に入店です。店内は4人掛けのテーブル席が並んでいて家族などのグループにはよいのではないでしょうか。
注文して少し待つと鮭親子丼とイカ刺しが出てきました。おいしそうですね。前回と同じ組み合わせなのですが、イカ刺しは旬の関係でヤリイカ→真イカに変わっています。イカは歯ごたえがあっておいしかったです。鮭親子丼も鮭の塩加減のおかげでご飯が進む感じであっという間に完食してしまいました。早朝から満腹です。やっぱり函館に来たら朝からガッツリいただくのがいいですね。| 店名 | きくよ食堂 |
| 住所 | 北海道函館市若松町11-9 |
| 営業時間 | [夏季] 5:00〜14:00、[冬季] 5:00〜13:30 |
| 定休日 | 元日 |
朝食を食べ終わって函館駅へと向かいました。途中朝市の人から「買い物はいいの?」と聞かれましたが、今買っても仕方のでパスです。駅前のバス停へ行くとそこはフェリーのりば行きだけではなく函館空港へ向かう便と同じバス停なんですね。バス停には誰も並んでいなかったので、ぼーっとして待っていると、あとから2人が来たところでフェリーのりば行きのバスが入ってきました。そして乗客3人を乗せて6:50にバスは出発しました。
道路が空いていたこともあり、函館ターミナルには7:03ぐらいには到着してしまいました。前日到着したときにはよく見なかったのですが、フェリーターミナルはずいぶん大きいですね。
ターミナル脇にはこれから乗船するナッチャンWorldが停泊していました。楽しみです。
ターミナルに入るとすぐにチェックインカウンターがあってたくさんの人がいました。カウンターの奥にスマートチェックイン機がありましたので、携帯を使って手続きを行いました。
座席はちょっと贅沢にエグゼクティブクラスであるエグゼクティブデュオにしました。エグゼクティブデュオは名前の通り二人用の座席なのですが、一人で貸し切りとなるため1.5人分の料金となり割高となっています。
ターミナルの壁にはナッチャンWorldのポスターが貼られていました。まだデビューして半年も経っていないのに運休が決まってしまったんですよね。
フェリーに乗り込むための乗船ゲートは3階にあり、乗船を待つ多くの客はこのゲートの近くにあるベンチに座っていました。ターミナルが外光を取り入れる構造となっているため、このゲートも明るくていいですね。
ターミナルの4階にはVIPラウンジがあるのでさっそく行ってみました。やはりこちらも外光を大いに取り込んでいるので明るいですね。私が行ったときには他には1人だけ座っていました。
VIPラウンジではビール、コーヒーをはじめソフトドリンクと軽いおつまみが無料でいただけます。向こうの窓側にはマッサージチェアが並んでいました。トイレに行っている間家族一組が入ってきて無料のドリンクコーナーが初めてだったのでしょう、ワイワイ騒いでいました。そういえば私も空港ラウンジを初めて利用したときはドキドキワクワクしたものですが、いつの間にか慣れてしまったことをちょっと考えさせられました。とは言いつつ何度利用してもゆったりした空間とドリンクでリラックスできることが、ありがたいことには変わりありませんがね(笑)。
7:30を過ぎて乗船案内がありましたので、ゆっくりと乗船ゲートへと向かいました。そしてゲートではチケットのバーコードを読み取り場所にかざして通過しました。ボーディングブリッジを渡ると船の中へと入りました。入口では出迎えの係員が数人いて他のフェリーとは異なり飛行機を意識した船であることの印象を受けました。まず前方のエコノミークラスへ行ってみました。エコノミークラスでも指定席なんですかね、たくさんの座席が並んでいます。前方のソファーとテーブル席は自由に使えるのでさっそく確保している人がいました。ある意味広々使えてビジネスやエグゼクティブの様に楽に座れるのでお得かも知れませんね。
船体脇にもテーブル席があってこちらも自由に使うことができます。数人でゆったりと座って談笑するのも楽しいでしょう。窓の外には函館山が見えてますね。
ソファー席だけではなく、外に向いて座るテーブル席もありました。カップルで外を見ながら並んで座るのもよさそうです。
入口近くのロビーには子供用の制服が用意されていました。これを着て撮影すると子供にとっていい思い出になりそうです。
ロビーには売店がありました。まだ出航前なので開店していません。お菓子やナッチャンのグッズが販売されているようです。
売店よりも奥にはカフェがありました。こちらも出航前で開店していません。飲み物はもちろん、お弁当なんかも販売しているようです。
続いて船体後方のビジネスクラスに行ってみました。ビジネスクラスはビジネス以上のチケットを持った乗客のみが入ることができるスペースなので、多少静かに過ごすことができそうです。ただ座席が進行方向とは逆向きになることや、窓が正面にしかなく外光を多く取り込めないため、かなり暗い印象を受けます。これならばエコノミー前方のソファーの方がいいかも知れません。
座席はエコノミークラスのものよりゆったり感があり、専用の読書灯も付いていますのでリラックスするにはいいかも知れません。
ビジネスクラスの座席は船体の左右にあり、その間にテーブル席が設置してあります。やっぱり開放感がなくテーブル席に至っては前が壁になるので圧迫感を感じますね。やはりビジネスクラスは中途半端な感じなので船体前方に設置すべきだったと思います。
ロビーにはエグゼクティブクラスへ入るための階段があります。エグゼクティブクラスは他のクラスと違って上のフロアーを使用しています。上がどんな風になっているのか覗いている人が多かったです。プレートには次のように書かれていました。
階段を上るとたくさんの仕切りがありました。エグゼクティブクラスの座席はすべてブース形式になっていてます。画像は船体右側の座席で、反対側にも同じようにブースが並んでいます。
こちらは4人用のエグゼクティブクワットシートです。家族にはいいかも知れませんね。このように一つ一つのブースとなっているので、ある程度プライベートも確保できるのがいいですね。
今回予約した窓側一番前のエグゼクティブデュオシートです。2名用の座席で、靴を脱いで座ることになります。エグゼクティブシートは一部のデュオシートが壁側になりますが、ほとんどの座席が窓側になるので明るさがあり、窓も大きいので開放感があっていいですね。4人の場合前述のエグゼクティブクワットシートでもよいですが、外の景色を見るのならばデュオシートを2つにした方がいい気もします。
一番前の席なので前の景色も見えて開放感たっぷりです。テーブルの上にはスリッパとモニター用のヘッドフォンがそれぞれ2つずつ、それとカフェのドリンクメニューとエチケット袋がかごに入っておいてありました。小型モニターでは何本かの映画が流れていました。
階段付近のロビーにはマッサージチェアが設置してありました。
船体後にはカフェがあって、エグゼクティブクラスではフリードリンクとなっています。出航前なので開店していません。
カフェのメニューです。ビールなんかもありますね。ホットとコールド共に種類が多く充実していると思います。
トイレに行ってみました。かなり清潔感があっていいですね。よく見たら一番奥はシャワー室もついています。利用するには客室乗務員に知らせる必要がありますが、真夏に汗をかいたりしたときにはスッキリできそうですね。
出港して20分ぐらいすると、7:40に出港したびるごを早くも抜いてしまいました。ナッチャンはびるごの倍近いスピードで進んでいることになりますね。速いですねぇ。
出港直後座席にきた客実乗務員に注文したドリンクと一緒にクッキーが届きました。ドリンクはオニオンコンソメスープとコーンクリームスープの2つも頼んでしまいました。クッキーはホテル青森のもので、食べずに家に持って帰りました。ホテル青森は前々日宿泊したホテルなんですよね。(クッキーの画像撮り忘れ)
函館−青森間は2時間で結んでいるため、半分の1時間ぐらいで青森方面から来るナッチャンReraとすれ違うはずでしたが見つけることができず、船内にも案内はありませんでした。その代わりに雨が降ってきて、さらには津軽海峡が荒れているので船が右へ左へ揺れるので気分が悪くなってきました。することもないのでしばらく寝て過ごしました。
9:55頃に青森ターミナルへ入ってくると、雨は上がり外には青森−室蘭間を運行しているフェリーのびなすが見えました。そして10:05頃下船しました。
これで高速船の旅は終わりです。まもなく運休となるナッチャンWorldは運休するにはもったいないですね。青森・函館共にJRの駅から遠いことや、青函トンネルが開通したこともあり、さらには今後北海道新幹線が開通するとさらに厳しくなるでしょうから致し方ないのでしょうか。もう少し時間があればナッチャンReraにも乗れたでしょうが、今回乗る機会がなく残念です。
青森ターミナルです。青森駅へ向かうバスの乗り場がわからず迷いましたが、ターミナルの向こう側が乗り場でした。バスの中は大変混雑していていました。バスは青森ベイブリッジを通過し青森駅を見ることができました。バスは10:35頃に青森駅に到着しました。
当初は青森駅到着後は昼食を食べて、市内を散策する予定でしたが、再び雨が降ってきたこともあるので予定を変更することにしました。駅の建物内にあるドトールに入ってこの後の行動予定を考えました。
終点の浅虫温泉には11:28に到着しました。駅前から歩道橋を渡って道の駅「浅虫温泉ゆ〜さ浅虫」へと向かいました。駅からこんなに近い道の駅は珍しいですね。浅虫温泉は海のすぐ側なので海風が冷たかったです。
道の駅に入ると一階はお土産売り場でいろいろなものが売っていました。そしてエレベーターに乗るとそこには26日は風呂の日ということで本日は菊の湯というポスターが貼ってありました。どんなお湯なのかちょっと楽しみです。
5階で降りると温泉への入口でした。券売機で入浴券(350円)を購入し下駄箱に靴を入れ、受付に入浴券を渡すと脱衣場へ行くことができます。お風呂は人が多く撮影できませんでしたが、展望風呂となっていて青森湾を一望できました。お湯は源泉を加水して冷まし、さらに循環させながら加熱していますが、ぬるめで熱いのが好きな人には物足りないかも知れません。菊の湯ですが、菊はビニール袋に入れられてたくさんお湯に浮いていました。じわじわと体が温まる感じで気持ちよかったです。| 店名 | 道の駅 浅虫温泉ゆ〜さ浅虫 はだか湯 |
| 住所 | 青森県青森市浅虫字蛍谷341-19 5階 |
| 営業時間 | 7:00〜21:00(受け付けは20:30まで) |
| 定休日 | 不明 |
青森駅へ戻る列車までまだ時間があるので、一般の公衆浴場へ行ってみることにしました。道の駅から5分ほど歩くと、松の湯の玄関へと着きました。開けて入るとそこは普通の玄関で、中から女将さんが出てきて浴場への入口は反対側であることを教えてもらいました。EZナビウォークにはたまにだまされるんですよね。そして正面に回ると外にいたご主人が声を掛けてくれました。
入浴料は350円でしたが、タオルが濡れてしまっているため、150円を追加してタオルを購入しました。そして浴場へ行くと先客が一人いました。浴槽は決して大きくありませんが、地元向けということもあってお湯は熱めでした。至って普通の温泉であるため特徴はありませんが、人が少ないのでのんびりと浸かることができて気持ちよかったです。| 店名 | 松の湯温泉公衆浴場 |
| 住所 | 青森県青森市大字浅虫字内野13 |
| 営業時間 | 7:00〜21:00 |
| 定休日 | 元旦 |
浅虫温泉駅には12:25頃戻ってきました。相変わらず雨が降っていて気温は低いようですが、温泉で体が温まっていて風が気持ちがいいです。
浅虫温泉駅前には足湯が設置してあり、家族が楽しんでいました。これからの季節はいいですね。
浅虫温泉は東北本線の駅で、西平内が八戸方面、野内が青森方面となります。
改札を通ってホームに行くと、先ほどナッチャンWorldで同じエグゼクティブクラスに乗船していた(VIPラウンジにもいた)家族がいました。行きの列車にはいなかったので、青森駅前からバスで来たのでしょうか。そういえばさっき道の駅の温泉でも似たような人がいたのはこの人達だったのだろうか・・・。考えることが同じでちょっと笑ってしまいました。
時間に余裕があるため、私は快速ではなく反対側のホームに停車していた12:35発の浅虫温泉始発の各駅停車で戻りました。車内では折りたたみ傘をたたんでリュックに引っかけるように下げていたのですが、シートの下から温風が出ていて12:58に青森駅に到着する頃には傘がある程度乾いてしまいました。
前日まで気付かなかったのですが、駅の通路から青森ベイブリッジが綺麗に見えたんですね。橋の向こう側には八甲田丸も少し見えてますね。今回行くことができなかったので、次回は見に行きたいと思います。
青森駅の外に出ると雨が上がっていました。駅正面の市営バスのバス停から13:20発のリムジンバスに乗り、青森空港へと向かいました。青森空港には13:50頃に到着しました。
ちょっと時間があったので展望デッキへと行ってみました。するとこれから乗る羽田行きのエアバスA300-600Rが見えました。
少々お腹が空いてきたので何か食べようと思ったのですが、お土産を買うのに少々時間がかかったことや、夕飯を考えるとこの時間に食べ過ぎるのはよくないと思い、搭乗ゲート前の売店でパンを購入しました。ちょっと旅の最後には寂しい昼食です。
14:25頃搭乗案内があり、ワン・ワールドエメラルド会員の優先搭乗をさせてもらいました。かなり多くの乗客がいるようでしたので、今回もありがたく使わせてもらいました。
飛行機は定刻の14:40にドアクローズされ、出発しました。飛行中は風が強いせいで揺れがありましたが、ひどくはなくリラックスすることができました。ただ羽田に近づくと揺れが大きくなり客室乗務員も座ることになったため、再び機内誌を読んで過ごすしかありませんでした(笑)。羽田空港に近づくと東京ディズニーランドやお台場のフジテレビが見えました。珍しく北東方面からB滑走路への着陸(いわゆる22着陸)で、16:00頃着陸しました。
| このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |