このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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4.通勤型と近郊型
車両形式の話の中で「通勤型」、「近郊型」という言葉を用いたが、このことについて少し説明しておきたい。
A.通勤型
片側に3〜4の扉があり、中がロングシートになっている車両である。
首都圏の車両はこれが主流であるが、最近は地方にも波及してきている。
通勤型は扉が多いので多くの乗客の乗降を短時間でできる。車内がロングシートなので、乗客を詰め込めるなどといった利点がある。
しかし、地方では座席が少ない、車窓が楽しめないといった不満が出てくることもある。
B.近郊型
ある程度つめこみがきき、座席も通勤型と比べたら快適であるといった車両である。地方の普通列車はこれが主流である。車内設備は国鉄時代は3扉のセミクロスシートが主流であったが、JR化後は各社に違いが出ている。
JR北海道、JR東海、JR西日本…3扉転換クロスシートが主流である。
JR東日本…4扉のロングシートが主流で通勤型との区別がなくなりつつある。しかし、クロスシートが少々ついているものもある。
JR四国…3扉で片側がクロスシート、片側がロングシートという車両が多く見受けられる。
JR九州…3扉の転換クロスシートが主流であるが、大分はロングシートが主流になっており、熊本にいたっては電化区間は気動車を除いてほとんどロングシートになっている。
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