このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|
SUVでサーキット走行するために
お金をかける必要はありませんが、これくらいの準備と心構えはしましょう。

■携行品
- ヘルメット
- レーシンググローブ
- ビニールテープ
- エアゲージ
- 空気入れ
- イベント参加証
- 地図
- 筆記用具
これら全てが必需品というわけではありません。参加するイベントの規則書をよく確認して下さい。ちなみに、私が参加しているYRS主催のイベントは、メットとグローブは必須ですが、テープは不要です。

■ここに注意しよう
1.前日までに
- 規則書をよく読み、必要な物を揃えましょう。
- 車両の不具合をチェックしておきましょう。重いSUVではブレーキに負担が。ブレーキパッドは大丈夫? フルードもときどきは交換やエア抜きをしましょう。フルードはできればDOT4か5に。
- 車両の軽量化に徹しましょう。ただでさえ重いSUVです。余計な荷物は降ろし、スペアタイヤなどの通常走行での必需品は会場ですぐ降ろせるように。会場が近い時はガソリンの量も調整。
- タイヤはあまりグリップ力の強くないものをチョイス。強過ぎるとコーナリング中に横転する危険が。もちろん純正のままで十分です。
- 会場までの道順をしっかり覚えましょう。到着前の焦りは禁物。タイムや安全に影響します。
- 前日は早く寝ましょう。
2.自宅出発前に
- 運行前点検はしっかりと。空気圧は適正ですか?
- 時間に余裕を持って出発しましょう。
3.走行前に
- 所定の場所に余計な荷物を降ろしましょう。スペアタイヤ、工具など。
- 四輪の空気圧をチェックしましょう。規定値より0.1kg高めに。
 |
増岡選手がパリダカで実際にドライブしたパジェロ |
4.走行中は
- 全ての操作はスムースにしましょう。プロドライバーの誰もが(たぶん)認めるRVのサーキットでの走らせ方です。2001年のパリダカ優勝者(実質)、増岡浩選手は、マイカーのパジェロで富士スピードウェイを走ることがあるらしいですが、やはり「スムースに」を強調されていました。
- 「スムースに」とは、言い換えれば「丁寧に」ということ。雪道では「急」の付く操作はするな、とよく言われますが、ここで言っていることと同じ。心持ちゆっくりと操作すると良いでしょう。
- AT車では2速または3速ホールド機能を使いましょう。ほとんどのサーキットではシフトチェンジはあまり必要ないはずです。その分、他の操作に集中できます。
- 他の車より遅いことを自覚しましょう。スポーツカーに無理に追いつこうとしてもムダです。後ろに常に気を配り、追いつかれたと思ったら、安全な場所でお先にどうぞ。
5.走行後に
- 直後に四輪の空気圧をチェックしましょう。走行前と比べてどうですか? 普通は高くなっているはずですが、特に他に比べて大きく上がっているタイヤはありませんか? そのタイヤにいちばん負担がかかっています。右回りサーキットなら左前タイヤが、逆なら右前がいちばん高くなるはずですが、スムースな運転をすればその負担を減らせます。
- もう一度空気圧を揃え、次のセッションに備えましょう。
- 帰宅後、タイヤローテーションしましょう。極端に減っているタイヤは交換がベストですが、それほどでもないという時は、減りの多いタイヤをスペアまたは後輪へ。
あなたの秘策があれば教えて下さい。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
|