このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国鉄急行

-北海道編-


宗谷
  • 運転区間:函館-稚内(1往復 682.5km)
  • 使用車両:キハ27系
SOYA
 かつて、北海道を南北に縦断する、道内最長距離を走る急行列車でしたが、1981年に札幌発着に変更されました。列車名は現在(執筆時2011年8月)の特急「スーパー宗谷」に引き継がれています。
函館駅 1981年8月17日
稚内←キハ56キロ26キハ27キハ56キハ27キハ56キハ27キハ56→函館
※函館寄り2両は函館-旭川

ニセコ
  • 運転区間:函館-札幌(1往復 下り286.3km、上り299.1km)
  • 使用車両:14系500番代+マニ+オユ
NISEKO
 C62重連で有名な、「山線」経由の急行列車。14系化は1981年2月からで、それまでは一般型客車を連ねていました。マニとオユは青函連絡船経由で本州直通。
 下りと上りで距離が異なるのは、下りは大沼公園経由、上りは距離の長い渡島砂原経由だから。
小沢駅 1981年8月17日
札幌←DD51DD51スハフ14オハ14オハ14オハ14オハ14オハ14スハフ14マニマニオユ→函館
※DD51補機は山越え区間のみ ※小樽以北はDD51の代わりにED76
■マイクロエース■スハ45系急行『ニセコ』1号C62お別れ三重連列車9両セット 【鉄道模型Nゲージ】a1574

■マイクロエース■スハ45系急行『ニセコ』1号C62お別れ三重連列車9両セット 【鉄道模型Nゲージ】a1574

利尻
  • 運転区間:札幌-稚内(1往復 396.2km)
  • 使用車両:10系+一般型客車
RISHIRI
 札幌発着となってからの「宗谷」と同区間を走るものの、あちらは昼行、こちらは夜行列車として、独立した列車名を与えられていました。
 2008年に廃止が発表されるまで、14系座席車、14系寝台車、キハ400形、キハ183系(この時に特急に格上げ)と使用車両が変遷し、晩年は気動車と客車(14系寝台車)が混結されるなど、興味深かったのですが、私にとってもっとも旅情をかきたてられたのは、やはり下の編成でした。
 1981年8月に乗った10系B寝台車が私のいちばんの思い出です。
札幌駅 1981年8月17日
札幌←DD51DD51マニマニスユニスハネ16オハネ12オハネフ12スロ54スハ45スハ45スハフ44→稚内
※DD51補機は塩狩峠区間のみ
7008-1 カトー KATO DD51後期 耐寒形 Nゲージ(N2170)

7008-1 カトー KATO DD51後期 耐寒形 Nゲージ(N2170)
【鉄道模型】マイクロエース:A5931 キハ400系・14系急行「利尻」5輌セット

【鉄道模型】マイクロエース:A5931 キハ400系・14系急行「利尻」5輌セット

大雪
  • 運転区間:札幌-網走(2往復 374.5km)・釧路(1往復 543.6km)、旭川-遠軽(1往復 124.5km)
  • 使用車両:キハ27系、10系+一般型客車
TAISETSU
 上の「利尻」とは異なり、同じ区間を走る昼行と夜行で列車名が同じ。夜行は「利尻」同様の雑然とした編成が、急行列車の雰囲気を醸し出していました。
 このB寝台車にも乗車経験あり。「利尻」からの2連泊でした。
網走駅 1981年8月18日
札幌←DD51DD51マニスユニオハネフ12オハネ12オハネ12スロ54スハ45スハ45スハ45スハフ44→遠軽
※DD51補機は北見峠・常紋峠区間のみ ※遠軽で方向が変わる
札幌←キハ56キロ26キハ27キハ56キハ27キハ27キハ56→遠軽
※遠軽寄り3両は札幌-網走で、残りが札幌-釧路 ※遠軽で方向が変わる ※他に、「紋別」・「はぼろ」と併結する5両編成あり
グリーンマックス オハネ12形 (客車キット/未塗装・組立キット) 126【鉄道模型・Nゲージ】

グリーンマックス オハネ12形 (客車キット/未塗装・組立キット) 126【鉄道模型・Nゲージ】
カトー オハネフ12 5062【鉄道模型・Nゲージ】

カトー オハネフ12 5062【鉄道模型・Nゲージ】

狩勝
  • 運転区間:札幌-帯広(1往復 266.6km)、札幌-釧路(2.5往復 394.9km)、札幌-根室(0.5往復 530.3km)
  • 使用車両:キハ27系、10系+一般型客車
KARIKACHI
 上の「大雪」同様、昼行と夜行で趣が異なりました。夜行はA寝台車を組み込み、B寝台車も6両と、「利尻」・「大雪」と比較して豪華でしたが、後に「まりも」として分離され、石勝線経由に変更されました。
札幌駅 1981年8月19日
札幌←DD51オユマニスハフ44スハ45スロ54オロネ10スハネ16スハネ16スハネ16スハネ16オハネフ12オハネフ12→釧路
札幌←キハ56キロ26キハ56キハ27キハ56キハ27キハ56→釧路
※4号は釧路寄り2両のみ札幌-根室直通 ※他に6両編成あり
トミックス 国鉄キハ27-100系急行ディーゼル(T) 2453【鉄道模型・Nゲージ】

トミックス 国鉄キハ27-100系急行ディーゼル(T) 2453【鉄道模型・Nゲージ】

しれとこ
  • 運転区間:網走-釧路(2往復 169.1km)
  • 使用車両:キハ22、キハ27系、キハ40
SHIRETOKO
 種種雑多な車両によって編成されたり、標津線や石北本線へ普通列車となって直通する車両を連結していたりと、ローカル急行らしさにあふれていました。この列車の急行料金には、四季折々、海、山、湿原と楽しめる車窓風景の鑑賞料金が含まれていました(笑)。
斜里駅 1986年2月15日
釧路←キハ22キハ22キハ22キハ26キハ27キハ27→網走
※釧路寄り3両は釧路-標津
※その他、様々な編成パターンがあった模様

SUPER BELL”Z/AIR TRAIN2

SUPER BELL”Z/AIR TRAIN2

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