このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

山の写真紀行・穂高編(10月中旬)



写真1

第1日

上高地〜横尾〜涸沢

いつもながら、上高地のバスターミナルを出発すると、今から登るんだという気持ちで、胸が高まる。
明神を過ぎると観光客もほとんどいなくなり、登山者だけの世界。徳沢では、気持ちよさそうな草原に、色とりどりのテントが並んでいる。一度、ここでのんびりとキャンプをしたいものだ。
横尾から、いよいよ山道になる。本谷橋までは緩い登り道。このあたり、紅葉(黄葉)がちょうど見頃で、青空とのコントラストがすばらしい。(写真
ここからは登りがきつくなり、まだかまだかと思っているうちに、涸沢に到着。

写真2

第2日

涸沢〜奥穂高岳〜北穂高岳〜涸沢

朝、山や木が輝いて美しい。(写真
さて、この山行のメインである穂高縦走に出発。
ザイテングラートの登りは苦しいが、後ろを振り返るとどんどんと涸沢のテント群が小さくなっていき、ぐんぐん高度を稼いでいるのがわかる。

写真3穂高山荘に荷物を置いて奥穂へピストン。
ジャンダルムには、かすかに新雪が残っていた。(写真
奥穂頂上は、360度の大展望。あいにく南方向は曇っていたが、北方向は白馬岳まで確認できた。
さて、北穂へは難所を通過することになる。でも、鎖が整備されているので、注意して歩けば大丈夫。三点確保を忠実に実行する。
写真4北穂の頂上は、ヘリポートのように平らになっている。
北穂高小屋のテラスで休んでいるうちに、槍方面にガスがかかってきた。(写真
こういう雰囲気も幻想的でおもしろい。
さて、雲上の散歩もここまでにして、涸沢に下山。
充分な満足感にひたりながら、涸沢小屋のテラスで、ビールを飲む。
写真5

第3日

涸沢〜横尾〜上高地

昨夜からの雨も上がり、山は妖しげに光っている。(写真
涸沢に別れを告げて、上高地へ下りる。
休みがあれば、まだまだここで過ごしたいと思う。
ふと「穂高よさらば」の歌詞が頭に浮かぶ。こんな気持ちをよく表現している歌だ。
横尾まで下りると、ここからは道も広くなるし、もう下界に着いたという感じになる。
ぜひ、また来ようと思う。天気に恵まれ、いい山行だった。


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