山の写真紀行・白馬編（８月中旬）

第１日 猿倉〜大雪渓〜白馬岳 白馬岳は人気の高い山。猿倉には、出発準備の登山者でいっぱい。 しばらくは、準備運動になるような道で、調子を整えながら歩く。 白馬尻では、大きな岩が迎えてくれて記念撮影。（写真）ちなみに、中央のしゃがんでいるのが私です。 雪渓は風が涼しくて快適だが、雪渓を登り切ってからが以外と長く、登りもつらい。

第２日 白馬岳〜杓子岳〜白馬鑓〜唐松岳 白馬岳から天狗の大下りまでは、快適な縦走だ。天気も良く、気分は最高。後ろを振り返ると、白馬岳はこんな感じ。（写真） まさに、明るい夏山の雰囲気。天狗山荘には、雪渓の雪解け水が流れていて、とてもおいしい。

いよいよ、この山行の最大の難所、不帰のキレット通過。下りは少し緊張するところがあった。やがて、ガスがかかって視界が悪くなり、あとどのくらいあるのかわからなくなった。（写真） ピークに登るたびに、まだか、まだかという感じで、唐松岳に着いた時には、ホッとして、水筒の水を飲み干した。

第３日 唐松岳〜八方尾根〜八方 今日中に広島まで帰るため、夜明け前にテントを撤収して出発。八方尾根を下る途中で、夜明けを迎えた。振り返ると、不帰の峰が、朝日に赤く輝いている。（写真）

ずんずん下って、八方池で休憩。白馬三山が池面に映っている。（写真） １日めも２日めも夕立が降ったが、昼間は天気に恵まれた。時間があったら、もっと山の上にいたかったのに、と思いながら、ゴンドラの人となった。