このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

山の写真紀行・伯耆大山編(3月下旬)



写真1

第1日

大山寺〜夏山登山道〜大山頂上

下から見上げた大山は、半分から上は厚い雲の中。
予報ではいい天気になる予定だったのだが・・・・。
3合目くらいまでは、ゆるやかな登りで、調子を整えながら歩く。このあたり、ブナ林がなかなかきれいだ。(写真

写真24合目、5合目と、だんだん急になってくる。夏、荷物が少なければ、1合を10分前後でリズミカルに登るところだが、今日はそうはいかない。
やがて左側の視界がひらけ、甲ガ山方面が見える。(写真
6合目の避難小屋を過ぎたころから、ガスの中に入り、まわりが真っ白で、景色がまったく見えなくなった。
頂上に着いてもガスが晴れないので、すぐ小屋に入る。小屋には5人ほどの先客がいた。明日の好天を祈りながら、早めに横になった。
写真3

第2日

大山頂上〜夏山登山道〜大山寺

日の出予定時刻の30分前に起きる。ラッキー、いい天気だ。
剣ガ峰が見える場所に三脚を立てる。となりに三脚を立てている人と話をしながら、じっと太陽が昇るのを待つ。その人は、夕べ福山を出て、けさ登ってきたのだという。
さあ、いよいよ日の出だ。シャッターを何回も切る。(写真

写真4あっと言う間に太陽は高度を上げていく。小屋に戻って朝食を食べた。
赤みが消えた空をバックに何枚か写真を撮って、下山する。福山の人は、夕方まで粘るそうだ。
8合目付近から、縦走路の稜線を見る。(写真
昨日の宿泊者が向かって行った道。
写真5雪道の下りは、足元を気にしなくていいので、楽に下れる。あっという間に6合目小屋。正面には三鈷峰が堂々としている。(写真
ここまで下りれば、あとはあまり危険な箇所はないので、とりあえず一安心。
ところで、頂上で話した福山の人とは、その後、比婆山や北アルプスでも出会った。聞くと、このときの大山での写真が白旗史朗山岳写真コンクールに入選したという。自分も下山を急がず、一緒に夕方まで写真を撮って応募してみればよかった。

ホームページへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください