山の写真紀行・唐松岳編（３月下旬）

第１日 八方尾根〜上ノ樺 リフトを乗り継いで、終点から八方尾根を登る。稜線に出て、この先の唐松方向を見る。（写真） 八方池は完全に雪に埋まり、場所もわからない。雪の八方尾根は初めてだが、夏とは全く様子が違う。

不帰方面を見る。（写真） 急峻な峰と、手前のなだらかな雪面との対比がおもしろい。

五竜岳方面を見る。（写真） ちょうど太陽の方向にあたり、写真はあまりシャープではないが、男性的な迫力を見せている。 上の樺付近で昼になった。唐松岳アタックは明日の楽しみにして、今日は雪洞堀りに挑戦することにした。 ３人で交替しながら掘って、２時間で快適なスペースが完成。

第２日 上ノ樺〜唐松岳〜八方尾根 きのうは朝から晴天だったのに、今日は曇っている。雪洞前から白馬方面を見る。（写真） 天気が崩れないことを期待しながら、唐松岳を目指して出発する。

次第にガスが出てきて、唐松岳頂上に着いた時には、まわりは真っ白になってしまった。こんなことなら、昨日のうちに登っておけばよかった。 記念写真だけ撮って（写真・中央が私です）すぐに下山する。 帰り道も展望は全く無く、ただ黙々と下る。 スキー場まで下りてきた。スキーヤーを避けるように歩き、ゴンドラに乗車。しかし、山の天気は思い通りにならないものだ。