山の写真紀行・木曽駒編（１０月中旬）

第１日 千畳敷〜極楽平〜三ノ沢岳〜宝剣岳〜木曽駒ガ岳 ロープウェイで一気に千畳敷へ。駅を出ると、いきなり目の前に霧氷で美しく輝く山が迫っていた。（写真） 何か、すてきな登山になることを予感させる。

極楽平を目指して登る。（写真・黄色いシャツが私です。）

稜線に出て、三ノ沢岳を目指す途中、宝剣岳を振り返ってみた。（写真） 本当に美しい、すばらしい眺めだ。 さて、三ノ沢岳をあとにして、宝剣岳の岩場に挑む。連休で登山者が多く渋滞しているが、慎重に通過する。 頂上手前のキャンプ場で幕営する。付近には雪が少し残っていたので、デザートのゼリーを冷やして食べた。

第２日 木曽駒ガ岳〜濃ガ池〜西駒山荘〜桂木場 木曽駒山頂で日の出を迎えた。 乗鞍や穂高などは、雪の頂上だけを雲の上に出している。南アルプスや富士山もよく見えた。 空木岳方向も良く見える。（写真） 秋は、本当に展望が良い。

聖職の碑コースを下山する。濃ガ池にはほとんど水が無く、がっかりだ。 ゆったりとした稜線を歩きながら、木曽駒を振り返る。（写真） 胸突き八丁の急な坂を下りると、カラ松林の快適な歩道になった。まだか、まだかと歩き続け、やっとブドウの泉に着いた。 このコースは、静かでいいコースだが、途中の遭難碑を見るのは辛い。広島に帰ってから、新田次郎の小説を読み返した。