クロハ181
を発掘したジャンクボックスの中から、これもまた、懐かしいものを発見です。
その名も「ホィールクリーナー」(津川洋行製)。
購入したのは1980年〜1983年の間だったはず。
また、当時は結構流行っていたと記憶しています。
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左写真:箱に「スーパー」と書いたシールが貼ってあるので、「レギュラー」もあったのでしょうか。
F級の機関車がギリギリ載るサイズです。
右写真:同梱された説明書の写真ではTOMIXのDF50で磨く写真が。。。
使い方は至って簡単。
レールの上にホィールクリーナーを置き、真鍮ブラシの上に動力車を押さえつけながら通電すると、
車輪が回転するので汚れを真鍮ブラシがかき取ってくれる・・・というものです。
当時は今よりも集電性能のよくない動力車が多かったこともあり、
ちょっと車輪が汚れてきたなと思ったら、こいつの出番。
その効果はテキメンでした。
ところが、車両を強く押さえ過ぎ、モーターに負荷がかかって焼けてしまったとか、
何度も使ううちに動輪のゴムバンドを傷めるとか、
そのような不具合もあったようで、いつの間にか市場から消えていったのです。
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左写真:線路側。真鍮角棒がむき出し。これが線路に接します。
右写真:車両側。
ところがこれ、今でも模型店の試走用線路にセットされているのをたまに見かけます。
私の鉄道でも、車輪にこびり付いた汚れがどうしても取れないときの、
「最後の手段」として、かなり重宝している、スグレ物なのです。