このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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星の里の天文台

                                 井原市美星地区

美星天文台
星の郷にある天文台 
  
 美星町(びせいちょう)といういかにもといった名前の町にある天文台に行ってきました。そもそも同町の「美星」という名称は、町内に源流のある美山川、星田川からそれぞれ一文字ずつを採って命名されたもの。この星田という名は、流れ星が落ちた跡に祠を建てて祀ったという古い伝説に由来している。このように美星町は、もともと、星とは縁の深い土地のようです。
 別に天文台があるから付けた名前ではないようです。なお、美星町は、2005年3月1日に井原市と合併して井原市に名前がかわってしまいました。

 ちなみに、美星天文台が出来たのは、平成5年(1993)7月7日で、くわしくは次のホームページを御参照下さい。
http://www.bao.go.jp/

天文台の傍にある美星スペースガードセンター
また、この天文台の傍には、美星スペースガードセンターという施設があります。

 スペースガードセンターとは、地球の回りを飛んでいる「スペースデブリ」と「地球近傍小惑星」の観測を行う施設だそうです。

 
 「スペースデブリ」とは、寿命が尽きた人工衛星や打ち上げロケットの一部などが宇宙のゴミとして地球の回りを回っている物体のことです。
 これらは、今飛んでいる人工衛星やスペースシャトルなどにぶっかると、大変危険なので、このような施設で観測して、危険をNASAなどに伝えているというわけです。なお、岡山県にはもう一ヶ所、上斎原町に同様な施設があって、宇宙旅行の安全を見守っているというわけですね。
 くわしくは、このホームページを御参照下さい。 
http://www.spaceguard.or.jp/BSGC/
  天文台はやはり夜が勝負。ということで、昼は隣にある中世夢が原という施設から入場できますが。
 夜間はこの専用ゲートからでは出入りすることになるようです。ちなみに、ToToは、昼ですが、この夜間入口から天文台のところに入っていきました。
 別に止められることもなく入場はできましたが、天文台に入場するためには、中世夢が原から入らないといけないようです。

スペースガートセンターの展示室に飾られている人工衛星の一部、ところどころにスペースデブリと衝突した後が見えます。
 さて、星が売り物のこの町には、光害防止条例というのがあって、天文台の周辺にある街灯は、写真のように下向きにつけられていて、光が洩れて星の観測に支障がでないようになっています。

 星の美しいこの町にはもう一つの名所も作られています。

光が洩れないように、街灯も下向きになっています

中世夢が原


 室町時代から戦国時代を再現したテーマパーク「中世夢が原」です。施設は天文台の隣にあって観光客は、両方を楽しめるようになっています。
 入り口にはこのような木戸が立っています。いかにも中世の市の立った町に乗り込むような風情ですね。
 施設の中は(実は入っていないので、外から覗いただけですが)、このような古い建物が建てられています。

 また、下にあるように時代劇のロケもよく行われているようです。(下写真左は、上戸彩主演の映画「あずみ」のロケ看板です)

(下の写真右は、不人気だったNHK大河「武蔵」のロケ看板です)
 
こんなドラマのロケがこの施設で行われていたそうです。


元美星町役場
 そして、ここが美星町当時の役場です。なかなかオシャレな建物でした。
 是非、皆さんもこの町に遊びに来てくださいね。


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