このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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野鳥の楽園

                              市川野鳥の楽園
バードウオッチング 
  
 先ごろ、紀宮様と黒田さんの婚約の時にくどいほど、お二人が仲良くバードウオッチングを楽しまれる様子が、テレビで放映されていた。
 なかなか、いい雰囲気で、「野鳥の会」的なガチガチとしたものでなく、さりげなく、上質な感じの趣味を楽しまれているという風情があって、バードウオッチングというのもなかなか上質な趣味と思ったので、千葉県市川市にある「市川野鳥の楽園」に行って野鳥を観察してみました。

カワウ

 カモメ、ドバト、カラス、カルカモといったありがちな鳥もいましたが、気になったのはカワウ、結構繁殖していました。鵜飼に使うのはウミウという種類ですが、こんなところで繁殖していたとはびっくりしました。
 しかし、ウの仲間は、魚をそのまま食べるので、魚が農薬等の影響で減ってくると、これらの鳥類も減ってくるのでしょうか。まさに沈黙の春というところでしょうか。

 そんなところから、環境に対する問題意識だけ肥大化して、救いようもない環境保護運動に発展して、クジラも食べられなくなったのかもしれませんね。まあ、クジラを食べる食文化が廃れても、みんな、焼肉食べているからいいのかもしれませんが。
 ウも絶滅危惧種になると、鵜飼も禁止されるような世の中になるのかも。

野鳥が集まる餌場です

カモメ

ドバト

ホロホロ鳥
 
 なぜか、ここにはアフリカやマダラスカル島原産のホロホロ鳥も住んでいますが、これは誰かがここに捨てていったらしい。しかし、こんな鳥が生きていけるというのも、確かに野鳥の楽園ということでしょうか。

 また、ここには、鳥の病院と言うのもあって、傷ついた野鳥などの治療を行っています。ついでにタヌキもいたのは、なかなか懐の深さでしょうか。


コサギ

鳥骨鶏(ウコッケイ)

カワウ

普通のニワトリ

タヌキ
野鳥の楽園にある鳥舎で治療中の鳥たちです。

 しかし、この場所、宮内庁新浜鴨場の隣にあるんですね。バードウウオッチングには最適な場所というところなんでしょうか。しかし、すぐ近くには湾岸高速とかあったりして、都会ではあるし、ちょっと行けば建設残土が積み上がった産業廃棄物処理場もあるような場所なんですが、やっぱり自然の力を人間が後押しすると、ある程度の環境は回復するのですかね。これって「自然の叡智」というやつですかね。
 
 いや、やはり「人間と自然のコラボレーション」ということだと思いますが。

宮内庁新浜鴨場の入り口です

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