このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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宮本武蔵のふるさと

                      (その1)

                            岡山県英田郡大原町
山また山の国 
  
 某国営放送の大河ドラマで放映され低視聴率だった「宮本武蔵」。この宮本武蔵の生誕地とされるのが今回訪れた岡山県英田郡大原町だそうです。
 「山また山という言葉はこの国において初めてふさわしい」と吉川英治が書いたような岡山県北部の山間部にのどかにこの町はたたずんでいました。
 車で行くと中国道からは離れていて少し不便ですが、智頭急行という鉄道を利用するのが便利です。大阪から特急で隣の大原駅まで1時間40分。1駅戻ってこの駅に到着します。しかし、ローカル線で列車は1時間に1本というのは仕方ないですね。

智頭急行 宮本武蔵駅
隣の大原駅に停車中の智頭急行の各駅停車の車両

ディーゼル気動車ですが、なかなかモダンな感じで好感の持てる車両です。
宮本武蔵駅を通り過ぎる特急列車「スーパー白兎」

動いている鉄道の写真はシャツターチャンスが難しいですね。
本当はもう少し近くで撮りたかったのですが。今度は三脚と連写で勝負したいところです。

武蔵の里にある青年期宮本武蔵像
平成6年、彫塑の巨匠富永直樹氏が製作した
宮本武蔵像です。

 宮本武蔵といえば、大河ドラマの市川新之助に似たイメージかもしれませんが、ToToとしては、中村錦之助(亡くなられた萬屋錦之助のむかしの名前)というイメージです。例えば、この町にある「武蔵の里」にある銅像も錦之助イメージじゃありませんか。
 でも実際は、駅の看板にあるような目つきの鋭いおっさんみたいな人だったんですね。

 宮本武蔵駅にある武蔵の絵
ホームが狭くて斜めからしか撮影できませんでした。

駅前にある武蔵、又八、お通の像
 駅を降りると、少年時代の武蔵、本位田又八そしてお通をイメージした銅像が迎えてくれます。
しかし、考えてみれば本位田又八とかお通というのは吉川英治の小説の中だけで活躍する人物なのですが、こうやってみるとなんか実在の人のように錯覚するのですが。
なかなか駅から出られませんね。駅を出て、旧因幡街道を南の方に向かうと、宮本武蔵生誕の地です。
                (続く)

因幡街道の看板
むかしは重要な街道であったのでしょう

このあたりは、純粋な農村風景が広がります。
遠くに見えるのは建設中の中国横断道路(姫路・鳥取線)の橋脚です。この道ができるとこの町へ来る観光客も増えるのではないでしょうか。 

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