このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



鷺草・朱鷺草 (サギソウ・トキソウ)



月下美人ではありませんが、自宅で咲いているサギ草とトキ草です。


『鷺草』 Habenaria Radiata (サギソウ・ラン科)

鳥の鷺(サギ)がその翼を広げている様子に似た花を咲かせる事から名づけられた花、鷺草。
国内に自生している鷺草は絶滅が心配されています。

自宅での栽培は2001年から。
2001年は草が伸びたのですが、途中で枯れてしまいます。
2002年に再度チャレンジして、無事に咲いてくれました。
春から伸びはじめた草。それでも花を咲かせる気配がありません。
どうしたんだろう?と思っていると、9月に開花。
小さくて可憐な花は、とてもかわいいです。
2002年開花の様子は「月下美人2002年9月」をご覧ください。





 


2002年の開花は「青葉」という品種

2003年もチャレンジしています





これが今年の球根

上段左の2個は昨年咲いた球根の抜け殻
隣からの8個は昨年咲いた「青葉」から増えた球根
休眠させずに自然のままですから既に芽が出ています
他は今年購入した球根です
上段右の5個は黄色い葉の「暁」
2段目左から7個は葉にラインが入る「銀河」の特大球
2段目右から3個は「銀河」
1円玉に並ぶ下段の2列は共に青い葉の「青葉」20個

国内に9種類あると言われているサギ草のうち
「青葉」「銀河」「暁」の育成にチャレンジです
咲いてくれるといいな




『大輪朱鷺草』 Pleione Formosana (タイリントキソウ・ラン科)

鳥の朱鷺(トキ)、その朱鷺色の花を咲かせる事から名づけられた花、朱鷺草。
日本固有の朱鷺草は可憐な小さな花を咲かせますが、
中国から台湾、ネパールに分布する大輪朱鷺草はその名のとうり、大きな花です。

自宅での栽培は2003年から。
球根6球を植えましたが、その中の1球、プレイオネ・コンフェーサという黄花が開花しました。
レモン色より少し濃い色で、花径は8.5センチ。
約1週間ほど咲き続け、花が枯れると1枚だけの葉が広がります。








下の写真は他の球根
こちらは朱鷺色の花を咲かせます
でも葉が成長しているから
開花は来年かな?








『朱鷺草』 Pogonia Japonica Reichb fil (トキソウ・ラン科)

特別天然記念物に指定されている鳥の朱鷺(トキ)。
その朱鷺色の花を咲かせる事から名づけられた花、朱鷺草。
日本固有の朱鷺草は可憐な小さな花を咲かせ、珍しい品種の白花もあります。

自宅での栽培は2003年から。
既に葉まで成長している株を2つ購入しました。
開花は5月下旬から6月と聞いていますが、4月下旬に白花が開花。
花のつくりは大輪朱鷺草と同じですが、
ダイナミックで優雅な大輪朱鷺草に比べて、
可憐で可愛い花を咲かせる日本の朱鷺草。

4つの小さな花が咲き、花径は大きくて2.5センチ、奥行も2.5センチ。
葉はサギ草と同じように、細長い草です。










これからもサギ草・トキ草ともに
成長を見守っていきます
大輪トキ草の開花期は4月
トキ草の開花期は6月
サギ草の開花期は8月
咲いた時にはまたこちらで報告させていただきます

尚、変化があった場合の速報は「ひとりごと」に掲載予定です


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