このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



フレンド

あるすちゃん・ミミちゃん
(myaoさん)

 1999年6月、公園の片隅で、風邪をひき目やにで目が開けられない一匹の子猫が迷っていた。見つけたmyaoさんは放っておく事ができずに、自宅へ連れて帰る。あるすちゃんとの出逢い。
 それから20日、山の中腹にある林と崖の道、いつもは通らないその道を車で走っていくと、道に倒れている子猫を発見。一度は通り過ぎたものの、こちらを見ている。気になって戻り抱き上げると、後ろ足としっぽには力が入っていない。あわてて連れて帰った。「ミミ」と名付けられたその子猫だが、下半身をたまにピクッと動かすものの、ほとんど動かない。獣医さんの話しによると、交通事故などで腰を強く打ったのでしょう、下半身不随になる可能性の方が大きい・・・と。しかしミミちゃんは下半身の不自由さをものともせずに、精一杯楽しい時を過ごす。前足だけであるすちゃんと走り回ったり、カーテンにのぼったり、ごはんにかけよったり、布団で甘えたり、時には足がむくむ事や、皮膚が腫れてしまう事など、大変な事もあったが、楽しい時間を過ごしていく。
 あるすちゃん中心の生活が、すっかりミミちゃん中心の生活になっていた2000年3月14日、その時は突然訪れた。前日から元気のなかったミミちゃん、myaoさんが仕事から帰ると、声を出さずに口を開ける。myaoさんはほっとしたが、しばらくすると、ミミちゃんは息をしていなかった・・・・・。
 今、ミミちゃんは高い山の土の中で眠っている。だいすきだった太陽と草と鳥と虫に囲まれて、出逢った道、住んだ街、大きな海、そしてmyaoさんとあるすちゃんを見守りながら。
 下半身は自由にならなかったけど、心優しいmyaoさんに助けられ、その短い命を思う存分に楽しく過ごせたんじゃないかな、ねっミミちゃん。遥か高い雲の上で走り回ってね、思いっきり。あっ、あるすちゃん!紹介が少なくなってごめんね。

 myaoさんのホームページは、障害を持ったミミちゃんと今はとっても甘えん坊になったあるすちゃんのページです。その他にも詩を綴った「こくごのーと」や「おんがくのーと」があります。私もこころ動かされる詩をみつけました。また、ねこののーとの「コロちゃんに会ったよ!」は、myaoさんがコロに逢いに来てくれた時の、コロの様子を綴っているmyaoさんのコロレポートです。


プロフィール
あるす

おとこのこ
6歳
1999年6月7日うまれ
ミミ

おんなのこ
0歳。
1999年6月28日うまれ



あるすちゃん

あるすちゃんとミミちゃん

ミミちゃん

あるすちゃん

ふたりそろって

ミミちゃん




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