このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
「コロ記」いかがでしたか、長い長い文章を読んで頂き誠にありがとうございます。コロがうちにやってきたその日、私は1冊のノートに日記を書き始めました。その名は「コロ記」。小学生だった私が考えた名前でした。継続する力の弱い私の事です、数日の記入だけで終わってしまっています。文章力もひどすぎて、とても人には見せられません、今でもそれは変わりのない事ですが。
今回はその時のコロ記と私の遠い記憶を素に新たな「コロ記」に仕上げました。いち飼い主の親ばか、かも知れませんね。
不思議なもので、強い印象と言うのは時間が経っていても消えない事だと思いました。ここで紹介しているどの出来事も、昨日の事の様に思い出します。まだまだたくさんの思い出があるのですが、このへんで終わりにさせていただきます。
ホームページを開設しコロ記を発表した当時、コロはすでに自分の力で起き上がる事はできなくなりました。人間で言えば要介護5といったところでしょうか。唯一自分で動かせる手足も思うようには動きません。よって、食事をはじめ日常生活のあらゆる事を手伝っておりました。コロも悪くはなさそうな顔で手伝いを受け入れました。
ただ、人間で言えば100歳という高齢のため、やはり体調が悪くなる事もしばしばです。繰り返し起こる嘔吐、食事をしない日が続いたり、意識がはっきりしなかったり、ぐったりしていたり。元気でも、弱くても心配の連続する毎日でした。
最近は動物虐待のニュースが日に日に多くなっています。虐待も許される事ではないのですが、多くの動物たちが捨てられているのも事実です。こんな私のページで、一匹でも多くの動物たちが平和で暮らす事ができれば、と願いながらコロ記を書きました。コロと一緒に暮らしていると、数え切れない程の幸せと共に、いろいろな辛い出来事も起こります。かわいいだけではペットを飼う事はできない、と言う事をひとりでも多くの方に知っていただければ。そして多くの猫ちゃんがペットとして飼われるのではなく、大事な大切な家族の一員として、多くのご家庭で楽しく暮らしていくことができれば、コロもきっと喜んでくれることでしょう。
またまた長くなってしまいました、すみません。それでは失礼いたします。ほんとうにありがとうございました。
<平成13年3月20日 コロの保護者より>
〜コロ記をこれからも書き続けられれば・・・と思います〜
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