このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
![]() ▲長屋門<国重要文化財指定建造物> 長屋門を入ると、濃い緑を背景とした本瓦葺の主屋群が軒を連ねて美しく、これに並んで威風堂々と軒を連ねる土蔵群がある。 | ![]() ▲長屋門 長屋門の石垣は、鉢巻積みの工法によるもので、7段の石段を上がると右に桃座敷、左に南座敷がある。このような門造りは、江戸時代の大庄屋建築のなかでも特に壮麗であり、天保9年(1838)に竣工している。 |
![]() ▲南座敷 | ![]() ▲桃座敷 |
![]() ▲長屋門(中央)・南座敷(右)・桃座敷(左) | ![]() ▲御成門 貴賓の出入口で、表玄関から表書院へと通じており、通常は閉ざされている。 |
![]() ▲内玄関 | ![]() ▲内玄関の内部 |
![]() ▲表玄関 | ![]() ▲表玄関の内部 |
![]() ▲表書院 野崎家の中心となる建物で、貴賓の応接にあてられた。嘉永4年(1851)1月から嘉永5年6月までの1年半をかけて竣工した。上の間・下の間・茶室等から成り、上の間は12畳半で正面に、1畳半の畳床と一間の違棚、そして一間の付書院がある。 | ![]() ▲表書院下の間 15畳で一間半の床がある。 |
![]() ▲中座敷 野崎家が住まいの中心とした主屋は天保4年(1833)頃の建築である。 | ![]() ▲中座敷 中座敷から向座敷まで23間(42m)、9つの座敷が連続している。 |
![]() ▲台所 | ![]() ▲味噌蔵 |
![]() ▲土蔵群〜長屋門を潜ると主屋の右手に土蔵群が迫ってくる。蔵は「商人のお城」とも言われ、右から岡蔵・新蔵・書類蔵・大蔵・内蔵と並び、さらに内蔵の後方には夜具蔵が配されている。 | |
![]() ▲岡蔵(展示館) | ![]() ▲岡蔵の内部 |
![]() ▲新蔵 | ![]() ▲書類蔵 |
![]() ▲大蔵 | ![]() ▲内蔵 |
![]() ▲夜具蔵 | ![]() ▲向座敷 |
【旧野崎家住宅附属指定建造物】 | |
![]() ▲観曙亭(かんしょてい) 庭内には、観曙亭・容膝亭(ようしつてい)・臨池亭(りんちてい)の三席の茶室がある。 | ![]() ▲待合・雪隠 |
![]() ▲容膝亭 | ![]() ▲臨池亭 |
![]() 別称迎賓館。明治時代後期に建てられた。10棟2基が国の登録有形文化財となっている。 | |
![]() 野崎家から南西約400mの地に、緑に囲まれた約1000坪のこの小庭園は、明治25年(1892)野崎武佐衛門の功徳を偲ぶ多くの人々により造られたもので、敷地面積約3500㎡、中央に武佐衛門の顕彰碑があることから、土地の人々から「野崎の記念碑」と呼ばれています。 碑の前には心字池を築き、大小の奇岩を配し、背後に築山を設けた池泉回遊式の庭園です。周囲に巡らした堀には、昭和の初めまでは、瀬戸内の海水が入ってきていました。この大尖塔は、日本の塩田王と呼ばれた野崎武佐衛門(1789〜1864)の功徳を称えた旌徳碑(頌徳碑)です。明治25年(1892)に野崎浜を一望できるこの地に建立されました。全長18.3m、塔身だけで11.79mあります。 岡山県の文化財に戻る |
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