「雄町の冷泉」と「おまちアクアガーデン」周辺図
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<周辺図は、JR山陽本線「東岡山駅」前設置の案内看板に文字を付け足して転載(2011年2月現在)>
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岡山市街より、「県道今在家東岡山(停)線(山陽新幹線・山陽本線沿いの県道)」を東上し、雄町地区内に入ると、スーパーマルナカ、大手饅頭のある交差点があり、ここの信号を左(北へ)に曲がり少し行くと郵便局のあるこの場所となる。郵便局から西(左)に約150m行くと右の写真場所にたどり着く。郵便局の右側後方はおまちアクアガーデン。
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この道の奥右に、下左写真の「雄町の冷泉」が位置する。 |
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雄町の冷泉
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正面右から見た「雄町の冷泉」 |
おまちアクアガーデン
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おまちアクアガーデンは、雄町の冷泉の東約150mに雄町の冷泉と同じ帯水層の地下水を汲み上げ、水くみ場、親水広場、水時計、滝、足踏み水車などの水関連施設を整備したものです。
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おまちアクアガーデン「おまちの水」
「雄町の冷泉」は江戸時代の貞享3年(1686)に5代藩主、池田綱政によってつくられたもので、藩主の御用水として使われ、「東備郡村誌」には、「雄町の清水、炎天に減ぜず、露雨に増さず、常に地上にあふれて田畑にそそげり。味はきわめて美味にして、然も深く軽きこと他の水と大いに異なれり。世に得難き良水なり。」と記されるなど、備前国一の名水として知られている。
昭和60年には、その保全活動及び由来等により環境庁の「名水百選」に選定された。
この水は、旭川上流からの伏流水が旭川原から雄町まで連続している礫質土層の帯水層を流下し、粘性土層によって被圧され、湧水するものと推定される。
おまちアクアガーデン「おまちの水」は、より多くの人々に愛され、「水」・「自然の恵み」を大切にする「心」を育むために、「雄町の冷泉」と同じ帯水層から、自然の水を自然のままに汲み上げたものです。
いつまでも、変わらぬ自然の水のままで子や孫に伝えて行きたいものです。
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おまちアクアガーデン内
左は四阿(水時計)、右は湧水モニュメント。
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おまちアクアガーデン内
八つ橋(手前)と水車。
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