 | 基本番台1次車が1968年、2次車が1973年デビュー。
EF65形
重連を単機にするために開発された。
モーターは新たに開発され、出力はEF65形の1.5倍に相当する。台車も軌道への影響軽減や、高速走行時の安定性を確保すべく、国鉄電気機関車では初の可撓釣掛方式採用の空気バネ台車を装備している。
1985年には、寝台特急「はやぶさ」・「富士」のロビーカー連結に伴う牽引両数増加により旅客列車も牽引するようになった。そのため、国鉄分割民営化の際には、JR貨物とJR西日本に承継されている。
民営化後には、コンテナ貨物輸送の好調に伴う増発・編成増結に対応してJR貨物に増備された。増備車は100番台に区別され、各種機器類の改良及び運転台への冷房装置搭載、前頭部の形状や車体塗装の変更などによりイメージを一新している。
1次車は1989年、2次車は1990年にデビューした。1次車と2次車の違いはライトの形状、側面の帯などが挙げられる。
JR貨物に承継された基本番台に対しては、1993年から延命工事が行なわれ大半が終了しており、施工済機は100番台に準じた塗装に変更されている。また、国鉄色を思わせる新更新色になっている車両も、最近見られ始めている。
JR貨物吹田機関区所属機が貨物列車、JR西日本下関地域鉄道部下関車両管理室所属機が寝台列車を牽引している。 |
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