このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
西武鉄道安比奈線 撮影2004/12/25 |
![]() | 西武鉄道安比奈線 ここは埼玉県川越市、西武新宿線南大塚駅から伸びる廃線跡の西武鉄道安比奈(あひな)線です。 廃線探索ではもっともおなじみの路線で、レールや架線柱がそのまま残っているという、廃線ハンターとしてはもっとも追いかけやすいスポットとなっています。 この安比奈線は廃線ではく休止線となっており、いまは営業をしていないだけ、いつでも復活しますよー的な路線となっています。 が、休止扱いになってから何十年も経過しているためか、路線跡が残ってはいますが、レールや橋の痛みはひどく、また道路に寸断されたりと、復活するといっても莫大な費用が掛かりそうです。 今日はクリスマス。暇な時間を安比奈線で満喫することにしました。だって、今年の初めに年内中にこの路線を取材するって決めたんだもん!笑 |
![]() | 国道16号から民家に入ったところ 南大塚の駅を出ると路線は国道16号線を越え、住宅地の中に入ってゆきます。 そしてすこし追いかけると、すばらしい路線跡が出現します。 何がすばらしいかといえば、当時のままレールが残っているのです。ただ、要所要所に写真のような「立ち入り禁止」看板が設置され、ここは西武鉄道の土地であることを物語っています。 |
橋梁跡 ここは小さな橋梁があった場所のようです。 どうなっているかというと。。。 | |
![]() | 橋アップ 橋梁跡のアップ写真です。 ご覧のとおり、レールはさび付き、枕木は腐ってボロボロ。この橋を通るには橋そのものを修繕しないとなりませんね。 |
![]() | 橋アップ 別の橋 違うポイントから、橋をサイドから撮影してみました。 レールのみで支えている状態ですね。 |
![]() | 路線跡は森の中へ この安比奈線跡は比較的容易にクルマで路線跡を追いかけることができるのが魅力だと思います。 レールは落ち葉が敷き詰められる森の中へ進んでゆきます。 作者は歩いて行こうかと思いましたが、日暮れが近いのでクルマで森の出口のほうに先回りすることにしました。 |
![]() | 森から来た道を望む 上記写真の場所から逆方向(南大塚駅)方面を見てみました。路線跡はまっすぐ伸びているのがわかります。 |
![]() | 看板と森 覆い茂った木が完全に路線跡を横切っています。 この場所はもっともこの路線がきれいに見える場所でもあります。 |
![]() | 森を抜けガーダー橋 さっきの森を抜け路線跡はガーダー橋を渡ります。 興味があったので近くで見てみることにしました。 |
![]() | 振り返ると 振り返ると森の出口です。手前のガードレールがあるように道路で寸断されています。この道路、交通量が非常に多い!道路より前に路線があったことを証明する場所でもあります。
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![]() | ガーダー橋アップ ガーダー橋のアップです。錆だらけの状態です。枕木も腐っていてかろうじてレールで枕木を支えているような感じ。 |
![]() | 内部 ガーダー橋の内部です。 中はこんな感じ。 |
![]() | 上から 見てのとおり腐ってボロボロです。 とても渡って歩けません。危険です! |
![]() | ガーダー橋の先 ガーダー橋から伸びてゆくレールを撮って見ました。 やはり樹木によってさえぎられています。 木の根がレールの間に入っていて、すごい年月放置されていたのかなぁと思います。 |
![]() | 横から 興味が続いていたのでガーダー橋を横からパチリ。 この路線跡で唯一大きい橋ではないでしょうか。 |
![]() | ガーダー橋全景 こんな感じです。 鉄道模型のレイアウトの参考になるのではないでしょうか。 |
![]() | 安比奈 さきほどのガーダー橋を抜け、路線跡をクルマで散策したところ終着の安比奈にたどり着きました。 ここは見てのとおり荒れ放題の土地で、雑草でなんだかわからない状態となっています。 かろうじて路線柱が確認できるくらい。 |
![]() | 一部レール跡 草むらから突如出現するレール跡です。 その他の部分は草と泥の下に埋もれてしまっています。 |
![]() | 水道橋 水道橋の下に広がる終着の安比奈です。 |
![]() | 水道橋と夕日 水道橋の手前にはレールがはっきり残っているのが確認できました。この先は犬がワンワン吠え、近づくことが難しかったです。 |
![]() | 安比奈 先ほどの場所から少し戻ったところ。 レール跡がキレイに残っていました。 |
![]() | 終着 すっかり日も落ちてきたところで今回のレポートは終わりです。道中の痕跡を追いかけてここまできましたが、あまりにもこの終着駅はさびしいです。 今後、また何年もこの姿を維持してゆくのでしょうか。。。 |
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