このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

道道273号線花畔札幌線制覇



札幌市の旧市街地、閑静な住宅街を道道とは思えないほどの頼りなさで抜けてきた道道273号線。
札幌市北部でようやく幅広2車線歩道完備という日の目をみた彼(?)。
この後、札幌北部の篠路を目指す。


 
11 丘珠の道道分岐


札幌新道を過ぎた273号線はすぐに道道分岐を迎える。
写真で手前から奥に伸びるのが我らが273号線。
左は新琴似方面へ向かう道道431号線。
右は東雁来方面へ向こう道道1137号線だ。
273号線はこのまま丘珠空港の裏側をかすめて、篠路方面へ向かう。



 
12 丘珠空港裏


丘珠空港裏側である。
ヘリコプターが北東に向かって飛んでゆくのが見える。
この辺りから障害物が少なくなり、風をもろに受け、進むのが困難になる。
息を立てて漕いでゆくと何やら柵が見えてくる。


近くに行くと柵の内側への入り口を発見。
その中へトラックやら重機やらが入ってゆく。
さてこれは何か。
答えはすぐ横に書いてあった。


市専用雪堆積場。
これは豪雪地帯特有のもので、除雪車が道の端に寄せた雪を後日捨てる場所である。

ちなみに今年の積雪の多さは、私にとっても深刻であった。
歩道が完全に埋没しており、反対歩道への移動を余儀なくさせられた。
こんな時にチャリ乗るなという突っ込みは友人から受けている。



 
13 本日一番迷った分岐


雪堆積場を過ぎると、273号線は北西へと進路を変える。
一応地図を見て、セブンイレブンの所を左折ということを確認していた。
しかし、左折するべき所にあったのはセイコーマート(北海道を中心に展開するコンビニ)だった。
あれ…。
私の地図が古いのだろうか。
それとももう一本先の道か。


少し考えた後、私は最近セブンがセイコマに変わったのだろうと自分を納得させ、左折した。
これが次なる道である。
想像してはいたが、やはり歩道がガタガタだった。
この辺りは周辺人口が少なく、歩道は滅多に使われないのだ。



 
14 酷い歩道


だぁぁぁぁ!!何じゃこりゃー!!
大量の氷塊が歩道を塞いでいる。
こりゃひどいよ。
これじゃあチャリはおろか歩行者も使えないよ。
とりあえず私は越えるけど。
チャリを持ち上げ、強引に越える。

越えた先にも相変わらずの悪路が続いている。
滑らか路面の車道が羨ましい。
この悪路での進行と、道間違えたのではないかという不安で必要以上に疲れてしまう。



 
15 まだまだ続く


この道であっているか分からないまま、まだ道が続く。
何か目印となるものがあれば良いのだが、生憎地図には載っていない。
ただ、この辺りには清掃工場、ごみ処理場などが建ち並んでいる。
やはり空港近くで民家も少ないため、こういったものが建つのだろうか。

歩行者は皆無であることを、足跡がない真っ白な歩道が示している。



 
16 北幌橋


単調で不安な道のりにようやく光が差す。
橋が見えてくる。
北幌橋だ。
旧琴似川を跨いでいる。
この橋のおかげで、この道で正しいこと、篠路が近いことが分かった。
良かった良かった。



 
17 篠路の前の落とし穴


しばらくすると遠くに高層マンション群が見えてくる。
もうすぐ篠路か。
そう思いながら直進しようとして撮ったのが左の写真。
実は273号線は左折なのだ。
写真を見れば分かるとおり一方通行の標識が出ている。
一通が二箇所もあるとは、道道なかでも珍しい存在である。

右の写真を見て欲しい。
273号線は左から来て、奥に進む。
全く分かりにくいルートにしたものだ。



 
18 篠路市街地


程なくして一通区間を抜け、273号線は篠路市街地へと入る。
篠路は元々篠路村と名乗っており、なかなか歴史のある街並が広がっている。
それ故道が狭く、通行になかなか苦労した。

レンガ造りの倉庫などもあり、時間があったらゆっくりと訪問したいものである。

そして、この後273号線はしつこいくらいの河川沿いコースへと変化する!!
そして、天空開発の身にまさかのアクシデントが……!!





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