このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

最終更新日
2004.2.8
teturo056002.jpg
 黒磯駅は、昭和天皇皇后両陛下の立ち寄る駅、そして駅弁で有名でした。一般には知られておりませんが、両陛下も黒磯の駅弁を食べられたことがありました。
 昭和38年5月18日、宮内庁の依頼により、駅前の老舗「高木弁当(株)」は、特製幕の内弁当を作る光栄に預かった。約10日前から保健所が入り、布巾、まな板、包丁など、衛生管理に気を使ったそうです。
hchome_pj.gif
teturo056005.jpg
teturo056001.jpgteturo056004.jpg
 昭和32年開業の高木弁当(株)は、昭和30年代には弁当が作り間に合わないほど売れ、40年代のピーク時には、従業員が160人ほどいたそうです。
 「高原肉めし」が有名で、カップに入った冬季限定の「なめこ汁」は、体が温まり隠れた人気でした。平成13年に廃業となり、伝統の駅弁を食べることが出来ないのは非常に残念である。
 お弁当は、布の風呂敷に包まれて出された。当時の布が記念に保存されている。 おかずの入った弁当箱は、木の重箱のような感じで、杉の木の弁当箱にご飯が添えられた。
teturo056003.jpg
 おかずは豪華で、「若鮎の塩焼き」「エビフライ」「竜田揚げ」「たけのこ」「しいたけ」「ふきのから煮」「しのだ巻き」「玉子五目焼」「たくわん」「奈良漬」などの盛り合わせでした。
hchome_pj.gif
           

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください