このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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北の大地の機関車たち網走の夜( 北見機関区網走駐泊所 )『 蒸機の鼓動 』
当時北海道の蒸機撮影には、旭川を拠点に夜行急行を利用して、車中泊・移動をしていました。 道東方面は急行大雪5号に乗り撮影地に行き、撮影後網走から夜また急行大雪で帰るパターンでした。夕食後列車の待ち時間が有るので、よく網走駐泊所を訪問してました。
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網走駐泊所にて 74.08
69625遠軽機関区所属 警戒塗装(トラ塗り)の機関車で 湧網線の仕業を終え 網走駐泊所にて休息。
網走駐泊所にて 74.08
大正生まれの9600 雨・風と厳しい北海道の風雪に耐えて来た 車体には大いなる歴史が感じ取れます 1250m/m と小振りなD型(四軸)スポーク動輪 車軸配置1-D 何となく小さな動輪で不釣合いな姿ですが その分重心を上げて火室の容量を増やして 粘着力に優れ貨物牽引においては 同クラスのC58より力が有りました。
網走駐泊所にて 74.08
国産の幹線用貨物機関車で大正生まれ 1913年〜1925年まで770両が製造された9600形式「 キュウロク 」 古いながらも高性能で 現役蒸機の構内入れ替え仕業で最後まで残り 追分機関区1976年3月2日39679・49648・79602の3両が 日本最後の現役蒸機のフィナーレと成りました。
網走駐泊所にて 74.08
静寂とした車庫内に二両の蒸機 充満した石炭の香りと蒸機の鼓動 支線を守る老兵9600と本線のエースC58の姿が。
網走駐泊所にて 74.08
夏の星が輝く夜空 出庫して来た69625 転車台に乗り方向転換し本線に これから構内の貨物入れ替え仕業。
●今回網走の車庫が、駐泊所か派出所か名称が分からず、埼玉の遠藤様からご親切に教えて頂き、改めてこの場を借りまして御礼申し上げます。
[ 表紙 ]
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