このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

印 象 XVI 

次々に新曲が生まれてくる音楽の世界の様に、写真も感動場面は無限大です。 撮影の基本は場所探しとイメージ作り・・・残りは運だと思います。失敗ばかりで中々素敵な作品をモノに出来ませんが、感動の気持ちを忘れず頭に描いた写真をイメージしてトライ・トライ! 北陸線の撮影場所は限られてますが、じっくり探せばまだまだ新しい発見と感動が有ります。

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田村〜長浜、間 06.05

 「 地球環境を考え・・・ 」  ( 北びわこと人々Ⅶ )で紹介しましたが・・・06年春の北びわこ号検査後の車軸の不調が幸いして、この時期には無いC57の牽引する3両編成の北びわこ号となりました。田村駅近くの田んぼに、今年もナタネ栽培モデル事業で( ナタネ油から環境を考えエコオイルを作っておられる事業 )、菜の花がいっぱい咲きました。3両の短い編成で、毎回白煙でC57が通過して行きます。菜の花と蒸機を普通に撮影しても面白くないので、菜種栽培事業の可愛い看板を入れて構えていましたら、何と最終日の今日は爆煙で通過して行くではないですか・・・蒸機写真は難しいです。煙との絡めた絵は本当に運次第です・・・「 アーア〜 」・・・煙考えずに看板にピント合わせてしまいましたが。 これなら機関車アップで、菜の花と綺麗に見える伊吹山の方が良かったかな〜・・・?。


坂田〜田村、間 05.05

 「 洗濯日よりの皐月晴れ  」 米原〜木之本の北陸本線の沿線沿は、地域の話し合いで争うように派手になる鯉幟を上げる事を控えられてるようです。皐月晴れの中坂田駅近くの沿線で、小さな鯉幟を発見・・・傍には洗濯物が干されてました。鯉幟と洗濯物の撮影をご自宅に許可を頂き、洗濯日よりの皐月晴れ中、鯉幟を入れて撮影させて頂きました。


坂田〜田村、間 05.05

 「 洗濯日よりの皐月晴れ  」 洗濯するには最高の快晴のお天気。駅を出発して真直の所なので煙を期待しましたが、残念ながら相変わらずの「 スカびわこ 」。 ドラフト音ばかりで、残念ながら機関車の煙がスカ状態で通過、田植え前の水面に姿を写して北びわこ号が通り過ぎて行きました。


高月〜河毛、間 04.05

 「 新緑の中で・・・。 」 最近では馬力の強い大型のトラクターしか見ませんが、昔懐かしい耕運機が畑の中に置かれてました。 5月の緑の新芽がまばゆい新緑の中、静かに回送の北びわこ号が米原目指して通過して行きました。新緑に包まれて「 静 」の畑の中で静かに佇むメカニカルな耕運機と、「 動 」のメカニカルな通過する蒸気機関車の対照的な姿が印象的で・・・。 


米原〜坂田、間 07.05

 「 大きい鯉幟・小さい鯉幟  」 坂田駅付近の民家に鯉幟が上がってました。北陸本線の沿線で鯉幟が上がる姿は大変珍しい事。 皆さん解りますでしょうか・・? 大きな鯉幟と手前のお家の玄関に小さな鯉幟が飾られてます・・・。鯉幟の写真は大変難しいですよ・・・真横に靡いていればいいでが、この写真場合も中途半端に風が拭いて機関車付近に行っても、風が無くまったく動かないのもダメですから大きな一つの賭けです・・・。07年5月より北びわこ1号は米原〜長浜まで通過に変わりました。機関車を写すには余りにも狭いスパンと、撮影場所の制約から道のガードレールに乗って、不安定な格好で鯉幟気にしながら、指先に全神経を集中して待ちました・・・。 通過で期待して無かった煙でしたが、何と見事に煙吐いて風で少し揺らぐ鯉幟との最高の演出で近づいて来るではないですか!!。 北陸沿線には珍しい大きな鯉幟と小さな鯉幟が対照的な姿で、北びわこ1号が煙を棚引かせて通過して行きました。


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