このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

印 象 XIX 

次々に新曲が生まれてくる音楽の世界の様に、写真も感動場面は無限大です。 撮影の基本は場所探しとイメージ作り・・・残りは運だと思います。失敗ばかりで中々素敵な作品をモノに出来ませんが、感動の気持ちを忘れず頭に描いた写真をイメージしてトライ・トライ! 北陸線の撮影場所は限られてますが、じっくり探せばまだまだ新しい発見と感動が有ります。


『 湖北の素晴らしき山々 』

冬の曇り空の中から、随分上の方に一瞬雪化粧した素晴らしい伊吹山の山頂が、坂田付近で感動の姿を見せました・・・。北びわこ号走る北陸本線には、霊峰伊吹山を中心に伊吹山系そして対岸には野坂山地・比良山系が続いてます。ただ何気なく見過ごしてしまう素晴らしい山々・・・・名前を知って撮影すると凄く興味も沸きます・・・。今回その素晴らしき湖北の山々を、背景に北びわこ号と写した姿をご紹介したいと思います・・・。 直リンク集に有ります『 みながわのフォトギャラリー 』にて南川さん自ら滋賀の山々の詳しい情報がぎっしり公開されてますよ。






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長浜〜虎姫、間 99.10 

 「 伊吹山 」 北陸沿線 四季を通じて何処からでも良く見える素晴らしい滋賀県最高峰の伊吹山( 1377m )。東海道本線側の近江長岡と違い北陸本線側からは、どうしてもセメント工場の石灰岩を削る採石場が良く見えて山の景観を損ないますが、レンズから見る伊吹山の堂々たる姿には圧倒されます。伊吹山を背景に姉川築堤を煙を吐いて北びわこ号が通過しました・・・。


田村〜長浜、間 06.05

 「 金糞岳  」 坂田のこの付近しか北陸沿線では見えませんが、伊吹山から連なる伊吹山地の滋賀県第二位の高峰の金糞岳( 1317m )。06年春の北びわこ号、昨年の冬の豪雪で5月に関わらず珍しく高い山々の山頂にはまだ残雪が残ってます。06年5月車軸の不調で運良くC57-1号機が春の北びわこ牽引となりました・・。菜の花が一面咲き誇り、集煙装置の無いオリジナルな姿は、遠く金糞岳を背景にまるで現役の蒸気機関車が通り過ぎてるようです・・・。ほとんど方が菜の花と蒸機の正面撮影・・・でも後追い姿の蒸機は最高と思いませんか・・・。


河毛〜虎姫 99.02

 「 虎子岳  」 ( 美しき雪景 Ⅲ )でも紹介しましたが、沿線では河毛のこの付近しか見えませんが、伊吹山から連なり国見岳そして虎子岳と続く伊吹山地の虎子岳( 1183m )。冬場の天候の代わりやすい時期は、山頂付近では雲に覆われ、時折晴れ間に雪景色の虎子岳の姿を見ることができます。運良く雪雲で覆われてた山頂が、北びわこ4号通過の時に姿を現しました・・・。


河毛〜高月、間 06.05

 「 横山岳  」 湖北・伊吹山地の名峰横山岳は、中腹には五銚子の滝と経の滝が有り、古くから山岳信仰の霊場として栄えたお山( 1132m )。5月まだ山頂には雪が残り、連休の気温も高く、日に日に山頂の雪が少なくなってます。横山岳背景にC57-1号機が素敵なドラフト音を響かせ通過しました・・・。 


虎姫〜河毛、間 02.02

 「 乗鞍岳  」野坂山地の国境スキー場の有る乗鞍岳( 865m )。虎御前山から後追いの北びわこ号を写した場面です。冬場で空気も澄み切り美しく雪化粧した山々が印象的で、通り過ぎる汽車の姿が自然とマッチングして何とも言えない情景を作ってます・・・。


  [ 表紙 ]

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