このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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印 象 XXⅠ 次々に新曲が生まれてくる音楽の世界の様に、写真も感動場面は無限大です。 撮影の基本は場所探しとイメージ作り・・・残りは運だと思います。失敗ばかりで中々素敵な作品をモノに出来ませんが、感動の気持ちを忘れず頭に描いた写真をイメージしてトライ・トライ! 北陸線の撮影場所は限られてますが、じっくり探せばまだまだ新しい発見と感動が有ります。
『 回送の素敵な情景Ⅵ 新しき仲間 』 北陸本線も琵琶湖環状線が実現して、直流電気機関車の乗り入れが可能となりました。07年秋の北びわこ号より琵琶湖線(東海道本線)の蒸機の回送・木ノ本からの帰りの北びわこ2号・4号の回送は、好きだったディーゼル機関車DD51から直流電気機関車のEF65PF-1000番台に変わりました・・・。時代の流れで仕方有りませんが、昭和40年代後半の蒸機機関車の置き換えに伴う無煙化計画。全国各地に進出したディーゼル機関車も今や風前の灯・・・トラック輸送に伴う貨物の減少・旅客列車の廃止・地方の赤字ローカル線廃止・電化で、今残ってるDD51ディーゼル機関車も残り僅かになってしまいました。新しき仲間に変わってもメカニカルで素敵な蒸気機関車いつまでも後世に残してほしいものです。 | |
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米原駅構内にて、 07.10
「 新しき仲間 」 地元で回送の姿を撮影してから、米原に寄りました。区名板には「 関 」の文字・・・下関所属のEF65PF 特急色1124号機の電気機関車でした。普段は寝台特急・ジョイフルトレイン・団体列車などを引く山陽路の本線エースです。北陸本線も敦賀まで直流化が実現して、交流・直流の切り替えの必要がなくなり、北びわこの琵琶湖線・北陸本線の全ての回送がこの機関車で賄えるようになりました。まだ見慣れない事も有り、私には凸型のディーゼル機関車のDD51の回送の方が好きでした・・・。
安土〜能登川、間 07.10
「 新しき仲間 Ⅱ 」 新しいコンビの姿を撮影しようと、久振りに私が好きな定番の後追撮影出来る場所へと向かいました。しばらく訪問していなかったら、驚いた事にトンネル上には高い柵が設けられトンネルの上には近寄れなくなりました。「美しき雪景-Ⅴ」で撮影場所の雪風景を紹介しておりますが、何とかガードレ−ルに登り高い柵上から手持ち撮影・・・勝負一発!! 新しい仲間に引かれ米原目指し回送されて行きました。
安土〜能登川、間 07.11
「 歴史街道の通過 」 戦国の世、織田信長が城を築き、平安楽土を願いこの地を「 安土 」と名付けてました。安土城跡が有った安土山付近の道路から琵琶湖線を見ると、安土町の文芸の郷が見えます。早朝霧に包まれて視界も悪かったですが、冷え込んだ朝靄が時間と共に少しずつ引き、繖山(きぬがさやま)から朝日が少し射してきてます。靄に煙る幻想的な文芸の郷のモダンな建物が印象的で、画面左から滋賀県立安土城考古博物館・丸い屋根の信長の館・文芸セミナリオ・・・歴史有る安土の地を米原目指し北びわこ号の蒸機が静かに通り過ぎました。●安土町文芸の郷 信長の館にはセビリヤ万博で公開された安土城天守閣や安土城考古博物館など、一度お時間ある際は是非安土文芸の郷にお立ち寄りくださいませ。
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HPにて安土町文芸の郷を紹介しております。
米原〜彦根、間 07.10
「 夕景の回送 」 10月のこの時期16:40頃になると直ぐに日も落ち暗くなります。彦根付近で梅小路に帰る北びわこ号の蒸機回送のシルエットを撮影しに行きました。新しき仲間の電機機関車と蒸気機関車のシルエットシーン。ゆっくりと機関車たちが通り過ぎて行きました。
米原〜彦根、間 07.11
「 新しき仲間に引かれて 」 ギラリを狙い先ほどまで真っ赤な綺麗な夕日が射してましたが、回送が来る頃にはいつの間にか少し雲に包まれ弱い光に・・・。新しき仲間に引かれた機関車たちの姿をスローシャッターで流し撮り。
[ 表紙 ]
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