このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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美しき雪景 Ⅳ雪と蒸機の写真は、モノクロームにとって最も美しく表現出来きます。 撮影こそ大変ですが仕上がってきた作品には、雪と蒸機のコンビネーション・雪の質感・最高のドラマが有り、寒さでの苦労が労われます。 滋賀では湖北も雪の多い地方ですが近年の降雪量も少なくなり北びわこ号の走る時期に雪の撮影出来たのも数えるほどです。
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河毛〜高月、間 96.02.10
雪が激しく吹雪いてました。三脚設置後の待ち時間は、吹き込む風雪で寒くてガード下で待機・・・横殴りの雪風が吹きC57北びわこ号が雪降りの中の驀進。 寒くてもやはり雪の中を走る蒸機の姿は、素晴らしい!!白い雪と黒い機関車が織り成すなんとも言えないモノクロームの素敵な世界です・・・。
高月〜木之本、間 96.01.28
最後まで残っていたハンノキ、田園の雪景色の中・・・ポッンと何か寂しさを感じます・・・北びわこ4号が米原目指して本日の最後の仕業・・・静かに通り過ぎて行きました。
河毛〜虎姫、間 96.01.27
この撮影場所も消え去った風景の中で紹介しました冬の雪バージョンです。 何気なく撮影されてる様ですが・・実はそれなりの苦労があります・・・この撮影場所までは道路から一本道で、撮影に際し手前の神社の階段と参道に足跡を付けない様に雪の素敵な質感を残す為に、わざわざ遠回りして、泥濘の雪の田んぼの中と斜面を重い荷物担いで登り苦労してたどりつきました。感動の表現には熱意と細心の注意と努力の結晶から作られます・・・ナンチャッテ・・・。
河毛〜虎姫、間 96.02.11
河毛駅を出発した北びわこ4号、米原に帰るバック運転と言え、さすがに駅を出発するC57は素晴らしい煙出しますね。風がなければ煙も天高く舞い上がるのですが・・・
河毛〜虎姫、間 96.02.11
C56北びわこ号を見慣れてる私には、C57の後ろから走行した姿はやたらテンダー部分が大きく見えます。この姿での撮影は余り写してないですが、実際バック運転されるベテラン機関士さんもクルーも非常に苦労され、大きなテンダーで視界の狭い中、前方確認し安全確保しながら運行されてます。現役時代から運転されてた巧みの技を持たれたベテラン機関士さんも世代交代で、次々に退職され今は安全確保の為、北びわこ2号・4号のバック運転も中止になりこの姿も見れなくなりました。
[ 表紙 ]
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