このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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美しき雪景 Ⅵ雪と蒸機の写真は、モノクロームにとって最も美しく表現出来きます。 撮影こそ大変ですが仕上がってきた作品には、雪と蒸機のコンビネーション・雪の質感・最高のドラマが有り、寒さでの苦労が労われます。 滋賀では湖北も雪の多い地方ですが、近年の降雪量も少なくなり北びわこ号の走る時期に雪の撮影出来たのも数えるほどです。
『 湖北路の冬物語 Ⅳ 』 昨年は暖冬で、本当に雪の降らない冬でした・・・。今年2月の冬の北びわこ号の運行回数5回の内、何と4回が積雪や降雪日でした。特に2/17は長年通った湖北路も過去にない積雪量と降雪日で、地道の積雪が多いため線路近くに近づけない程でした。行かれた方の話によると東北の磐越西線で走ったD51より雪が多かったと聞きます・・・。地元で生活されてる方々には大変失礼かと思いますが、蒸機ファンの私共には、最高のプレゼントで最高の雪日和でした。07年冬の未公開作品含め順次冬物語を公開したいと思います。 | |
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河毛〜高月、間 08.02
「 薄っすらと雪化粧 」 初日の冬の北びわこ号1号を坂田付近で撮影後、追いかけて高時川の川原に向かいました。近年冬場でも雪を入れて撮影する事が出来ないので悩みましたが、雪が無い水が流れる川原までは降りずに、冬枯れの少しだけ雪残る草むらを入れて撮影する事に決めました。セットして数分で汽笛とドラフト音が近づいてきました。爆煙では無いですか、何と信じれない光景・・・。「 しまった!! 」・・・中途半端な作品になっちゃった〜・・・。こんな事なら薄らと残る雪を選ばず、川原まで降りて近づいていれば、爆煙の素晴らしい通過する姿を収められたのに・・・。トホホ・・・。
高月〜河毛、間 08.02
「 絶滅種発見!! 」 な・な・何と!!高月駅付近を車で通過していたら。いつも撮影で行く所から本の少し離れた筋違いの道に、田園の圃場(ホジョウ)整備で全て全滅したと思っていた「 湖北のハンノキ 」が街中に有るではないですか・・・長年通ってましたが、全く気が付きませんでした・・・。発見した時は何故こんな所に有るのと、本当に心から嬉しくなりました。ただ残念なのがトラック会社の駐車場の外れ・・大型トラックもいっぱい止まってるし、線路からは、離れすぎてて色んな物が入り撮影するには今ひとつ・・・今回思い切ってトラック会社の方に撮影許可を頂き、無理やり写真片隅に汽車を絡めて、ハンノキの記録撮影をして見ました。「 絶滅種ハンノキ 」ここに有り。いつまでも湖北の印象ある風景としてハンノキを残してほしいものです・・・。
虎姫〜河毛、間 08.02
「 降り止まぬ降雪 」 二日目の北びわこ3号。 昼前から急に雪が降り始め、見る見る間に雪が積もり出しました。降り続く大雪・・前から降雪シーンの中を走る撮影が再度挑戦したかつた場所です、長年の経験から、激しく降る雪の時は望遠撮影は禁物・・・圧縮された望遠のアップで雪ばかりが写り機関車が見えなくなります。雪降りの多い時こそ、線路の近くで降雪の中を走る機関車を狙いましょう・・・。是非皆さんも雪が降り続く時は標準系のレンズで雪景色を入れて線路近くで撮影して見てください。
米原〜坂田、間 08.02
「 雪の倉 」 17日は滋賀県北部中心の雪で、朝から湖北方面は最高の積雪量でした。さすがに雪の量も多く撮影地までの道は、膝上まで有ります。久ぶりですこんなに多い雪を見たのも、坂田付近も撮影日では過去最高の積雪・・・。この日は大半の「 鉄ちゃん 」 写真仲間達が、道路も雪で渋滞しており、移動も難しく河毛に大勢集結されてた様です・・。私は事前に見ておいた村外れの神社傍の立派なお倉。夜からの横殴りの雪風で倉の壁にも雪が張り付いてなんとも言えない雪景色になりました。降り続く雪が撮影する頃のみ明けて、雪晴れの素敵な光景となりました。北びわこ1号も相当時間遅れで通過・・・。
木ノ本〜高月、間 08.02
「 降雪の雪吊り 」 印象26話-冬物語Ⅲでご紹介いたしましたが、冬の風物詩「 雪吊り 」これぞ大切な庭木を守る為の昔からの智恵・・・。冬物語Ⅲの写真と比べてみてください。やはり高月では相当な雪のためおおいに雪吊りが役立ってます。降り続く寒い雪の中を待って回送の北びわこ2号が、EF65PF電気機関車に引かれ米原に向け静かに回送されて行きました。
[ 表紙 ]
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