|
御宝田遊水池(長野県安曇野市);師走の白鳥観察 |
|
− 2008.12.08(土) 晴 − |
|
世情とは掛け離れた心穏やかな朝を迎えることが出来た。例年だと正月三ケ日に行くのだが一足早く安曇野に向け11時少し前に家を出た。目的は御宝田遊水池に飛来している白鳥観察と光城山ハイキングである。 |
|
 | |  |
主役のいない御宝田遊水池 | | 穂高狐島地区で出番を待つ主役達 |
御宝田遊水池に着いたのは12時、管理人の方が「白鳥は留守だよ、3時過ぎないと来ないよ」と教えてくれた。すかさず「あっちですか」と聞き正すと「そうだよ」との返事が返ってきた。 |
|
 | |  |
季節外れの松籟に包まれて | | 山頂で苔の衣をまとう桜の古木 |
穂高狐島地区に行くと、水の張られた水田に羽を休めていた。時間調整にもってこいの光城山ハイキング。この時期は松籟とは言わないであろう赤松林のざわめき、頭の芯まで痛くなる冷たい強風が吹き抜けていく。 |
|
 | |  |
光城山の山頂から見下ろす安曇野 | | 奈良井川と梓川が合流する犀川の基点 |
光城山ハイキングは登り小1時間、下り25分。10人強のハイカーとすれ違った。 |
|
御宝田遊水池には白鳥達が飛来してくる30分前に戻った。白鳥が飛来する3時に合わせ餌付けが行われるようだ。それを知ってか空腹のカモ達が待ちきれず食べ物をおねだりに行列を作っていた。なんてカワユイことよ・・・・。 |
|
 | |  |
食べ物をおねだりするカモ軍団の行列 | | 行列に車が突入し飛散するカモ軍団 |
有明山の麓まで時雨れてきている。時折霰が飛んでくる。厚手のジャンバーを着ていても寒い。14時30分、白鳥の群れが見えた。 |
|
 | |  |
常念岳の麓を飛ぶ白鳥 | | 御宝田遊水池の上空を旋回する白鳥 |
御宝田遊水池の上空を旋回し飛び去る。そんなことを繰り返し14時50分に最初の着水があった。これを待っていたかのように管理人さんによる餌付けが始まった。 |
|
 | |  |
一羽、二羽と次々に着水する白鳥 | | カモ軍団に混じって食事をする白鳥 |
食パンを投げ入れる。周囲の梢に陣取っていたトビの軍団が一斉に舞い降り殆どを持ち去っていく。管理人さんは水面から離れた所にトビを誘導する。雪雲が広がり辺りは薄暗く飛来する様をいくつか撮影したが露出不足で不作ばかり。 |
|
昨夜は職場の忘年会だった。今夜は妻が主役の忘年会なので帰りにお寿司とワインを買って帰る。気のせいか露出不足で暗い写真だが、どことなく明るく楽しい気持ちが伝わってくる。 |
蝶と里山の浪漫紀行 |